ブログ

ホソコシのケークピスターシュ

 西荻にはおいしいケーキ屋さんがたくさんあるが、私が仕事部屋に来客があるときに必ず用意するのが、ホソコシのケーキ。
 先日、バレンタインのときに限定で並んでいたのが、ケークピスターシュ。ホワイトチョコでコーティングされたピスタチオのケーキで、ホールで購入したが、あまりにも美しいので、4等分に切ったところをパチリ。
 このお店のケーキは、ひんぱんに新たな物が並び、いつも新作を味わう歓びに満たされる。
 味も実に複雑で、さまさまな隠し味が利いていて、パティシエの探求心に驚かされる。
 以前、京都でお世話になった不動産屋さんの担当者にお土産でフィナンシェの詰め合わせを贈ったら、「家族がもう取り合って大変でした」と歓びの声を聞かせてくれた。
 プレゼントによく利用するが、みんながとてもおいしいといって、笑顔を見せてくれる。こういうお店を知っていると、贈り物をするときにとても便利である。
 今日の写真は、そのケークピスターシュ。ふだんはグリーンのコーティングのようだが、バレンタインのときは真っ白だった。

 y4913.JPG

posted by 伊熊よし子 at 20:53 | 西荻はおいしい

桜井博志х兼重稔宏

「音楽の友」の「マリアージュなこの1本」の次号の出演者は、旭酒造の桜井博志会長と、ピアニストの兼重稔宏。
 桜井会長が選んだお店は、季節の会席料理で名高い分とく山の新宿・伊勢丹店。
 をこのお店はふぐ料理専門店とく山の料理長だった野崎洋光さんが総料理長を務めていた、麻布の分けとく山が伊勢丹に開いたお店で、野崎さんが2023年末で勇退した後は、後輩たちがその味を引き継ぎ、守っている。
 この日も名物として知られる鮑の礒焼きをはじめ、職人芸が際立つ逸品が並んだ。
 以前、横浜のヤマハで開催された「ウィンナートーンと共に日本酒を嗜む」という会におふたりが出演していたときに取材に行き、今回は2度目のインタビューとなった。
 おふたりの出会いからお聞きし、桜井会長には日本センチュリー響をはじめクラシックのさまざまな面でのサポートに関して伺い、兼重稔宏にはピアニストとしての今後の活動などをお聞きした。さらにおふたりには、近い将来のクラシック界の在り方、進むべき方向性なども話していただいた。
 今日の写真は、カウンターでの料理長とのショット。もう1枚は、着物を愛する会長が「獺祭」のロゴ入りの羽織を着ていらしたため、その背後をパチリ。「そういうのも撮るの?」と会長に笑われた。

 y4912.JPG

 y4911.JPG


posted by 伊熊よし子 at 14:41 | 美味なるダイアリー

サンタ・マリア・ノヴェラ・ティサネリーア京都

 京都には、おいしいリストランテがたくさんあるが、私が大好きなのは東洞院通りにあるサンタ・マリア・ノヴェラ・ティサネリーアである。
 ここはフィレンツェの世界最古の薬局として知られるブランドで、そのフレグランスやせっけんなどグッズを販売するお店の奥にリストランテがひっそりとたたずんでいる。
 なかなか予約が取れないお店だが、いつも手の込んだていねいなお料理に感嘆し、季節ごとに異なるメニューがあるため、けっして飽きることはない。
 昨年12月に行ったときも、堀川牛蒡のポタージュから始まり、25種類のお野菜とハーブサラダ、鰤のカルパッチョ青長大根、グアンチャーレ 丹波しめじ アーリオオーリオ、鮮魚 アクアパッツァ、ココナッツのパンナコッタあまおう苺まで、コース全体が絵のように美しく、誇り高く供され、至福のときを過ごすことができた。
 特筆すべきはパンのおいしさで、オーブンで温めてふっくらした状態で登場し、オリーブオイルをつけて味わう。これがまた最高のおいしさで、つい「おかわり」といいたくなるほどだ。まあ、あまりみっともないことはできないため、いつもちっちゃなパンでがまんしている(笑)。
 今日の写真は、お料理の数々。京都の食材をたくさん用いており、最後の紅茶も京都産の和紅茶がある。

 y4914.jpg

 y4913.JPG

 y4912.JPG

 y4911.JPG



posted by 伊熊よし子 at 21:54 | ゆったりまったり京都ぐらし
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
検索ボックス