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桑原志織

 次号の「音楽の友」の「マリアージュなこの1本」のゲストは、ピアニストの桑原志織である。
 彼女に関してはインタビュー記事やリサイタルのことなどを何度か紹介してきたが、実は私と同じ西荻窪在住である。
 その彼女が選んだお店は、荻窪にあるDa Okapito(ピッツェリア、トラットリア、ダ オカピート)。オーナーシェフの岡田智至さんは2019年ナポリピッツァ世界選手権世界大会スタジョーネ部門3位という実力派である。
 今回はピッツァや前菜などと貴重なイタリアワインを用意していただき、インタビューも話が弾んだ。
「いまはもっと勉強したいと思っている時期で、12月からコモ湖のアカデミーに行くことになっています」
 こう語る桑原志織は、以前はベルリンやフィレンツェなどで研鑽を積み、さらなる勉学慎に燃えている。
 前向きな人との話は、非常に楽しく有意義で、こちらも活力をもらえる感じがする。
 記事では、その思いを伝えたいと思う。
 今日の写真は、オーナーシェフの岡田智至さんとの1枚。シェフのバックにあるのはイタリアから空輸で運んできたというピッツァ窯。

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 そしてもう1枚の写真は、大会で受賞したときにもらったという3キロほどもあるトマトソース。なんでも、トロフィーがわりといってもらったそうだが、もちろんトロフィーは別にある。これはよく見ると、瓶のラヴェルの下に岡田さんの名前が刻印されている。シェフは「もったいないので、トマトソースは使っていません。もう古くなってしまいました(笑)」といっていた。
 トマトソース使って、自分のソースを代わりに入れておけばいいのに、と思うのは私だけだろうか…。

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posted by 伊熊よし子 at 22:23 | 美味なるダイアリー
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