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北村陽

 若きチェリスト、北村陽(20歳)がパブロ・カザルス国際賞でドイツ出身のアンネ・ツェラーとともに第1位を獲得した。
 このニュースは、11月16日の深夜(日本時間)に伝わってきた。
 早速、インタビューを行いたいと思い、帰国を待っていたが、ようやく25日にオンラインインタビューが可能になった。
 彼は、1年前からベルリン芸術大学でイェンス=ペーター・マインツに師事している。今回は、各地でコンサートが行われ、12月11日にはHakujuホールでリサイタルが予定されている。
 まず、カザルス国際賞のことに関していろんなことを話してくれ、そこからリサイタルのプログラムについて、現在のベルリンでの勉強や生活について、子どものころからのチェロとのかかわりについて、そしていまの混沌とした時代に音楽で平和を訴えたいことなど、多岐にわたる面に話が広がった。
 北村陽には、まだ10代前半のころにマネジメント会社の新年会で初めて会ったが、「もう20歳!」とビックリ。自分の考えをしっかりもち、一生懸命ことばを尽くして話してくれるひたむきな姿勢と、音楽に懸ける一途な精神が実にさわやかで好感がもて、これからも応援したい気持ちが募った。
 このインタビューは「ぴあ」のサイトに掲載される予定である。


posted by 伊熊よし子 at 22:26 | 情報・特急便
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