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宇田川貞夫

 先日、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の宇田川貞夫のインタビューを行った。
 「音楽の友」の編集者Kさんと一緒に、戸塚にある彼のスタジオまで出向き、11月29日〜12月7日にかけて全国4カ所で開催されるヴィオラ・ダ・ガンバ リサイタルの話を聞いた。
 プログラムはテレマン、グラウン、タルティーニのコンチェルト。ヨーロッパなどから若き奏者が帰国して一堂に会し、弦楽合奏をバックにガンバがソロを披露する。これは、演奏活動60周年記念と名付けられている。
 その作品に関して、作曲家について、作品との出会いから楽器とのつながりまで、幅広い話を聞くことができた。
 音楽の話がひと段落した後、趣味の話に移り、宇田川さんが「そば打ち名人」であることが判明。
 お料理が大好きだそうで、イタリアンから中華、カレーまでなんでもござれ。このコンサートの前3日間は、みんなでスタジオにこもって合宿して演奏を仕上げるという。
「そのときは、事前にカレーをたくさん作っておくんですよ」
 若いアンサンブルのメンバーとの合宿について、実に楽しそうに話していた。
 今日の写真は、スタジオでの1枚。
「マラン・マレはこうやってガンバを弾いていたんだよ」などと冗談をいいながら、ポーズをとってくれた。

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posted by 伊熊よし子 at 22:32 | 日々つづれ織り
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