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ラ・ガッリーナ

 「音楽の友」の「マリアージュなこの1本」の連載では、アーティストの行きつけのお店で取材をするのだが、その後プライヴェートでも何度かそのお店に通う場合がある。
 ソプラノの森谷真理の紹介で行ったのは、荻窪駅の南口から1分ほどの便利な場所にあるイタリアン「ラ・ガッリーナ」。
 私の自宅の近くで、オーナーシェフの宮本さんととても親しくなったということもあり、何度かランチやディナーに行っている。
 いつも季節の食材を巧みに取り入れ、シンプルでおいしいお料理に仕上げてくれ、どれをいただいても満足するのだが、先日ディナーに訪れたときも、とてもおいしくて大満足だった。
 この日選んだのは、かぼちゃの冷製ポタージュ、真鯛のカルパッチョ、鮎と小葱のペペロンチーノ、南イタリア風カツレツ。これにフォカッチャとデザートとハーブティが加わり、とてもよいチョイスだと自画自賛(笑)。
 特にいつも感動するのは、鮎をパスタに使うこと。シェフによれば、実家のある栃木のお母さんが経営している野菜農園のすぐそばに、鮎の養殖場があり、そこから運ばれてくるとのこと。それにしても、この鮎は最高のユニークな味わいである。
 今日の写真はそのお料理の数々。デザートの牛乳のプリンも特別な材料で作られているそうで、いままで食べたことのないようなまろやかで印象に残る味だった。

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posted by 伊熊よし子 at 17:04 | 美味なるダイアリー

辻井伸行

 いま、ロビン・ティチアーティ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が来日し、9月6日から12日まで全国6公演が組まれている。
 今日は、サントリーホールにコンサートを聴きに出かけた。
 プログラムはオール・ベートーヴェンで、《エグモント》序曲、ピアノ協奏曲第3番、ピアノ協奏曲第5番《皇帝》というラインナップで、ピアノのソリストは辻井伸行が務めている。
 実は、辻井さんには2020年3月に「家庭画報」の連載記事の最後のインタビューを行って以来、4年半というもの直接お会いしていない。コロナ禍では、コンサートの後、楽屋に行くことはできなかったため、会えなかったのである。
 今回の演奏は、ベートーヴェンをこよなく愛す辻井さんならではの深く熱く魂のこもった演奏で、とりわけ《皇帝》の緩徐楽章が美しく、彼が以前「この楽章を弾くと、あまりにも美しくて、涙がこぼれそうになって困るんですよ」といっていたのを思い出した。
 終演後に楽屋を訪れると、マエストロ・ティチアーティと辻井さんが抱き合って演奏を称え合っている様子が見え、感動的だった。
 辻井さんに会った途端、「ウワー、伊熊さん久しぶり。最近、ちっとも取材に来てくれませんねえ」といわれ、「そうなの。コロナ禍でお会いできなかったし、4年半ぶりよ」といったら、「えっ、そんなに…」と絶句していた。
 それから少しだけベートーヴェンの話をして、「またインタビューに来ますね」と約束して、楽屋をあとにした。
 今日の写真は、終演後のワンショット。以前より、少し肉付きがよくなったかな(笑)。

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posted by 伊熊よし子 at 23:02 | マイ・フェイバリット・ピアニスト

アレクサンダー・コブリン

 先日、オンラインインタビューしたアレクサンダー・コブリンの記事が、浜離宮朝日ホールのHPにアップされている。
 ぜひ、読んでくださいね。


posted by 伊熊よし子 at 15:50 | 情報・特急便
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