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ヴィキングル・オラフソン

  ヴィキングル・オラフソンのインタビューは、いつもとても愉しい時間を過ごすことができ、有意義でもある。
 今回も「フィガロ」のインタビューで、新譜のJ.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を中心に話を聞き、そこから彼の人間性が垣間見え、ユニークな一面にも触れることができ、非常に印象的なひとときとなった。
 バッハの「ゴルトベルク変奏曲」は、12月2日にサントリーホールで聴き、録音で聴いていたときとはまた別のリアリティあふれる完璧なる調べに心が高揚した。
 ヴィキングルは繰り返しを忠実に行いながらも装飾音はほとんど入れず、ひたすらバッハの魂に寄り添うよう、シンプルでピュアで内省的な響きで大絵巻を描き出していく。
 インタビューでは、この装飾音に関すること、「ゴルトベルク」の極意、最初に作品に出会ったときのこと、自身の解釈、世界各地での演奏に関して、今後の抱負などの話を聞くことができた。
 インタビューに現れるアーティストは、ふだんのステージ上のビシッとした服装とは異なり、リラックスしたふだん着の場合が多い。ところが、ヴィキングルはものすごくおしゃれで、演奏と同様に完璧なるスタイル。
 この日も淡いブルーのスーツに白のタートルネックを合わせ、個性的なソックスに靴はピカピカ。私がブログ用に写真を撮るとき、「靴下が素敵だから、足を組んで」といったら、「えっ、ホント」といって照れ笑い。
 あとで、「フィガロ」のFさんと、「靴下ほめたら照れていたよねえ。きっと今日はこの靴下履いてきてよかったとニヤニヤしているかも、カワイイ」と話して大笑い。
 その一糸乱れぬ完璧なるおしゃれな恰好、ぜひ写真で見てくださいな。
 この「ゴルトベルク変奏曲」(ユニバーサル)は、雑誌の今年のCDナンバーワンにも挙げ、毎日のように聴いている。

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posted by 伊熊よし子 at 21:56 | マイ・フェイバリット・ピアニスト
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