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ジョージ・ハリオノ

 2023年のチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門において第2位入賞を果たしたイギリス出身のジョージ・ハリオノは、9歳でソロ・デビューを飾り、12歳でオーケストラと共演した。
 先日インタビューに現れた彼は、とてもチャーミングで人なつこく、どんな質問にも丁寧に答えるナイスガイ。デニス・マツーエフやラン・ランから、すばらしいサポートを受けていると語っていた。
 翌日の11月11日にはヤマハホールでリサイタルが行われベートーヴェン、リスト、シューベルト、ストラヴィンスキーなどが疲労されたが、エンターテイナーらしい才能を発揮、アンコールが止まらなかった。
 このインタビューは「ピアノの本」とヤマハ「ピアニストラウンジ」に書き分けし、公演評は「ピアノの本」に書く予定になっている。
 昨日はトゥガン・ソヒエフ指揮ウィーン・フィルを聴きに行き、ラン・ランがサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番を熱演したが、こちらもまさにエンターテイナーぶりが炸裂。ジョージ・ハリオノは、いい意味でその影響を受けているのかもしれないと思ってしまった。
 今日の写真は、インタビュー後に色紙にメッセージを書いているところと、ピアノの前でのショット。
 ジョージ・ハリオノは編曲ものも大好きなようで、パラパラと弾いているときに、私の大好きなサン=サーンスの「サムソンとデリラ」の「あなたの声に私の心は開く」が飛び出し、「おおっ!」とつい声を挙げてしまった(笑)。

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posted by 伊熊よし子 at 22:39 | 日々つづれ織り
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