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實川風

 ピアニストの實川風が、ヴァイオリニストの大江馨とデュオ・リサイタルを開く(12月20日、東京ア文化会館小ホール)。
  日本モーツァルト協会の第654回演奏会で、「馨と風の妙なる調和」と題されている。
 ふたりの名前は、ともに「かおる」と読む。曲目はオール・モーツァルト。ヴァイオリン・ソナタ4曲が選ばれている。
 實川風にその話を聞くために、銀座のヤマハ別館に出向いた。
 彼とは本当に久しぶりに会うため楽しみにしていたが、實川さんも「ウワーっ、久しぶりですね〜。お会いできてうれしい!」といってくれ、インタビューも撮影もなごやかなムードのなかで行われた。
 このインタビューは2本書き分けで、ヤマハWEB「音遊人」とコンサート告知の原稿となる。
 モーツァルトのソナタ4曲を選んだ理由や大江馨との共演についてなどさまざまなことを聞き、そのうちに話題が広がって子ども時代の話やコンクールを受けたこと、これからの目標などへと転じていった。
 特に子ども時代の音楽とのかかわりが興味深く、それをじっくりと紹介したいと思う。人間性が映し出されているからだ。
 今日の写真はインタビュー後のワンショットだが、もう1枚は撮影中のひとコマ。

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 実は、カメラマンの武藤さんがピアノの一番先端にカメラを構え、實川さんを撮影しようと思ったのだが、椅子が低すぎてどうもいい姿勢で撮れない。そこで、實川さんは腰を浮かせていかにも自然な体制のように見せているのだが、実のところ、椅子にはすわれず、両足を踏ん張って、ずっと中途半端な姿勢を保っているのである。
「いやあ、結構キツイ。ストレッチをしているみたいですねえ」といって苦笑い。
 その横から、私はパチリ。もちろん撮影OKの許可をもらっている。
 インタビューというのは、こういう裏話もいろいろあるのだ。貴重なワンショットですな(笑)。

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posted by 伊熊よし子 at 22:31 | 情報・特急便
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