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中田恵子

 オルガニストの中田恵子は、ファースト・アルバム「Joy of Bach」で国内外ともに高い評価を得ている。 
 その彼女の第2弾は「Play with Bach」(キング・インターナショナル)。
 「前奏曲とフーガ イ短調 BWV543」と「前奏曲とフーガ イ長調 BWV536」、「トッカータとフーガ ヘ長調  BWV540」、「オルガン小曲集」から18曲を抜粋というプログラム構成だ。
 その新録音の話を聞きに、レコード会社まで出かけた。
 インタビューの最初から最後まで、バッハに関する話で花が咲き、本当にバッハを敬愛し、情熱を傾け、生涯に渡って作品を弾き続けていきたいという強い気持ちが伝わってきた。
 ただし、今後は他の作曲家の作品にも目を向け、次なる録音はフランクだそうだ。これはフランスで録音を行う予定で、まさにいま、彼女はフランスでレコーディング中である。
 このインタビューは、「CDジャーナル」に書く予定になっている。
 いつもインタビューは時間が限られているが、今回はうしろの取材が入っていなかったため、中田恵子のオルガンとの出会いから子ども時代の話、これまでのオルガンとのかかわり、フランス留学中の話など、さまざまなことを聞くことが可能になり、有意義な時間を過ごすことができた。
 今日の写真は、インタビュー後のワンショット。また、次回はフランクについてじっくり話を聞きたいと思う。

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posted by 伊熊よし子 at 22:44 | クラシックを愛す

フランス国立オーヴェルニュ管弦楽団

 先日、トマス・ツェートマイヤー指揮&ヴァイオリンのフランス国立オーヴェルニュ管弦楽団の来日公演を聴きに、武蔵野市民文化会館大ホールに出かけた。
 プログラムは前半がモーツァルト(ツェートマイヤー編)弦楽三重奏KV562a、J.S.バッハのヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041、同バッハのヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV1042、後半はクセナキスの「アロウラ」、ブラームスの弦楽五重奏曲第2番ト長調作品111。
  20名ほどの弦楽合奏団で、ツェートマイヤーが指揮をしたり、ヴァイオリン・ソロを担当したり、全体をリードしていく。
 いずれも鍛え抜かれたアンサンブルで、内声部もよく聴こえ、上質な音楽を聴く歓びに満たされた。
 とりわけブラームスの晩年の作品が印象深く、こうした室内楽アンサンブルで聴くと、また異なった魅力が感じられ、新たな作品に出会った気持ちを抱く。
 これを聴きながら、ぜひともツェートマイヤーのソロを聴きたくなった。
 次回の来日を細かくチェックし、ツェートマイヤーの演奏を心待ちにしたいと思う。
 アンコールもまた味わい深いものだった。ツィンマーマンの「無伴奏ソナタ」より第1楽章とフランクの「スケルツォ」(ツェートマイヤー編)。

posted by 伊熊よし子 at 22:41 | クラシックを愛す

白金シェ・トモ

 ようやくムックと単行本が発売されたためひと段落し、これまで仕事仲間や友人たちとの食事&おしゃべり会を延ばしてきたが、ここにきて一気にお誘いが増えている。
 先日は、マネジメントの仕事に携わっているIさんとTさんとともに、白金にあるフレンチ、シェ・トモに出かけた。
 正式名はchez tomo natural cuisine。
 いずれのお料理も絵画のように美しい色彩と盛り付けで、味も絶品。おしゃべりとワインが進み、楽しいひとときを過ごすことができた。
 「やっぱり、こういう時間が必要よね」
 「なんでも自由に話せて、ストレスが飛ぶ感じ」
 というわけで、次は「また6月にやろうね」ということになった。
 次回は私の西荻の仕事部屋で、私が腕をふるって家飲み会をする予定である。
 今日の写真は、外観とお料理の数々。

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posted by 伊熊よし子 at 23:09 | 親しき友との語らい
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