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深沢亮子

 先日、深沢亮子にインタビューするため、ご自宅に伺った。
 近年、彼女は室内楽を好んで演奏しており、5月27日(土)には東京文化会館小ホールで気の合った音楽仲間とともに「デビュー70周年記念」と銘打ってフンメルとシューベルトのピアノ五重奏曲を演奏する。
 そのプログラムに関しての話から話題がどんどん広がり、これらの作品との出会いから子どものころのレッスンの様子、ウィーン留学時代、ヨーロッパでの演奏会、歴史に名を残す偉大な音楽家との交流まで、いくら時間があっても足りないくらい興味深い話を聞くことができた。
 すでに何冊か単行本が出版されているため、深沢亮子に関してはその歩みが紹介され尽くしていると思うが、できることなら私も現在の様子を含めて何か書くことができないかなと考えてしまった。
 それほど、話題は尽きなかったからだ。
 後日、批評記事や資料などが郵便で送られてきて、達筆のお手紙が添えられていた。あまりにも達筆で、半分ほど読めない。今度、姉に読んでもらおう(笑)。
 今日の写真は、レッスン室での様子と子ども時代の表彰状。それからシューベルト時代に造られたというアンティークな家具。ウィーンから船便で送ったのだそうだ。これがすばらしい家具だった。上にはアウガルテンの陶器が飾ってあった。
 このインタビューは、次号の「音楽の友」に掲載される予定である。


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posted by 伊熊よし子 at 18:42 | マイ・フェイバリット・ピアニスト
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