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スタニスラフ・ブーニン

 先日、本当に久しぶりにスタニスラフ・ブーニンに会った。
 インタビューで会うのは何年ぶりだろうか。
 ブーニンは病気やケガで9年間に渡って演奏の場から離れ、治療とリハビリに努めてきた。
 ようやく少しずつ演奏活動を開始し、次なるコンサートに向けて準備中だという。
 インタビューが行われたのは、ブーニンが旧ソ連時代に練習に使っていたブリュートナーのピアノが置いてある、世田谷の松本記念音楽迎賓館。このピアノは数奇な運命をもち、以前その経緯を綴ったことがある。
 しばらくぶりに会ったブーニンは、リハビリ中とはいえ、かなり演奏に前向きで、いかに自分が音楽を愛しているかをことばを尽くして語った。
 このインタビューは、ハースト・デジタル・ジャパンの「Fortuna」に書くことになっている。
 今日の写真は、ブリュートナーのピアノを弾くブーニン。午後の光が差し込み、かなりまぶしそうだった。

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posted by 伊熊よし子 at 21:47 | 終わりよければ…取材奮闘記

ジュスタン・テイラー

 2021年1月13日のブログにも綴った、私の大好きなフランスのチェンバリスト、ジュスタン・テイラーが来日公演を行った。
 今回のプログラムは、クープラン、フォルクレ、ラモーなどのフランス作品。
 昨年も「こんなにも自然で、こんなにも自由で、こんなにも躍動感あふれるチェンバロは聴いたことがない」と感慨深かったが、今回も実に楽しそうに、楽器と遊んでいるように弾く姿に、こちらまで楽しくなった。
 そして待望のインタビューが実現した。
 「エンジン」(新潮社)と、「あんさんぶる」(カワイ&学研)に書く予定である。
 演奏もナチュラルそのものだが、インタビューでもとても感じがよくて、にこやかで楽しい取材となった。
 いまは単行本とムックの原稿に追われて、気が狂いそうなほど時間が足りないが、ジュスタン・テイラーの音楽と話にしばし救われた思いになった。
 今日の写真はインタビュー後のワンショット。身長が高く、ヒョロッとしていて、ステージに出てくると足の長さに驚くが、187センチあるそうだ。

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posted by 伊熊よし子 at 22:46 | マイ・フェイバリット・ピアニスト

藤田真央

 昨年の終わりころ、「エンジン」(新潮社)に書いた藤田真央の記事が、WEBにアップされた。
 ぜひ、読んでくださいね。



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posted by 伊熊よし子 at 21:55 | 親しき友との語らい
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