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旭酒造(株)岩国本社

  いま、取り組んでいるムック「音楽家のマリアージュな世界」(音楽之友社、2023年2月25日発売予定)の取材で、獺祭の蔵元、旭酒造の岩国本社に出張した。
  初めて訪れた旭酒造は緑に囲まれた山あいの美しい場所にあり、川のせせらぎが聴こえ、空気が澄んでいる。

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  ここでは桜井博志会長にお話を伺い、大阪から来てくれた日本センチュリー交響楽団のコンサートマスター松浦奈々とともに、内部を見学させてもらった。
  松浦さんには獺祭の発酵所でヴァイオリンを奏でてもらい、それを撮影した。ちなみに、彼女が演奏したのは、タイスの「瞑想曲」である。

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  よく、クラシックを聴かせると乳牛の乳の出がよくなるとか、モーツァルトを聴かせるとお酒がおいしくなるなどといわれるが、獺祭の発酵所にもひとつの樽の下にスピーカーが設置され、「交響曲獺祭」が流されていた。
  工場見学のあとは、建物内にある会長の自宅に招かれ、そこで鼎談を行った。
  今回はたくさん写真を撮ったため、何回かに分けて掲載したいと思う。
  岩国の日帰り出張の翌日は、朝から「獺祭ストア銀座」に出向き、ここでも桜井会長と松浦奈々さんと合流。次いで夕方から銀座の「夢酒みずき」で再び撮影を行った。
  かなりの強行軍だったが、年末ゆえのスケジュール調整のため、みなさんが忙しい時間をやりくりして集合してくれた。
  なんとかいい記事に仕上げたいと思う。
  今日の写真は、本社の玄関前にあるモニュメント。お酒の材料である米の形をしている。

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  本社の向かいにある獺祭ストア。川に面した美しいデザインの建物。

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posted by 伊熊よし子 at 23:57 | 麗しき旅の記憶

西荻 ホソコシ

 西荻には、結構たくさんのケーキ屋さんがある。
 なかでも、私のお気に入りはホソコシである。
 ここのケーキはとても味が複雑で、少しずつ食べていくといろんな味が出てきて、とにかく最後までわくわくする気持ちが続き、紅茶ともよく合う。
 昨年のクリスマスは、仕事の仲間がふたり私の仕事部屋に遊びに来てくれ、ホソコシのクリスマスケーキを出したら、「キャーッ、かわいい」「スマホで撮っちゃおう」「食べるのもったいな〜い」と大騒ぎ。
 今年は、チョコレート味のケーキにした。これもすごくおいしい。
 今年もいろんなことがあった。結構、公私ともども大変な年となり、それらを乗り越えるのに苦労した。
 来年こそはいい年になりますように。
 メリー・クリスマス!!

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posted by 伊熊よし子 at 22:21 | 西荻はおいしい

辻彩奈

 次回の「音楽の友」の「マリアージュなこの1本」のゲストは、ヴァイオリニストの辻彩奈である。
 彼女の行きつけのお店は、永福町の駅から2分ほどのイタリアン「MASSIMOTTAVIO マッシモタヴィオ」。恩師の原田幸一郎の娘さんのご主人がオーナーシェフを務めるイタリアンで、ランチからディナーまで予約が取れないほどの人気店だ。
 このマッシモさんが陽気でユーモアたっぷりで、実に楽しい人。取材の間、辻彩奈は笑いっぱなしだった。
 辻彩奈はいまコロナ禍でなかなかフランスでレッスンが受けられず、オンラインで行っているそうだが、「早く対面のレッスンをしたい」と切望していた。
 彼女の演奏はデビュー時から聴き続けているが、フランスに行ってから、より自由に、より豊かにうたい、目指す方向が明確になってきたように思う。
「アルゲリッチとの共演がものすごく印象深く、こんなに自由に弾いていいんだと改めて知らされた思いです」と語っている。
 そんな近況を記事で紹介したい。
 今日の写真は、マッシモさんとのツーショットと、インタビューに応えるところ、そして生ハムとルッコラが盛りだくさんのお店自慢のピッツァ。この下にモッツァレラチーズとトマトが隠れている。

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posted by 伊熊よし子 at 22:18 | クラシックを愛す
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