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来日アーティストの演奏会が復活

 コロナ禍で長い期間に渡り、海外のアーティストの来日が途絶えていたが、ここにきてようやく復活の兆しを見せている。
10月7日にはサー・サイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団、18日にはクラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団(アリス=紗良・オット)、31日にはミッシャ・マイスキー、11月3 日にはピエール=ロラン・エマール、9日にはナタリー・デセイ&フィリップ・カサール、13日にはアンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団、そして昨夜はアンドリュー・マンゼ指揮NDR北ドイツ放送フィルハーモニー交響楽団(ゲルハルト・オピッツ)を聴きに行った。
 いずれもホールは満席に近く、聴き手は長年待っていた来日アーティストの演奏に集中力が全開。以前は、曲間に咳をしたり、鼻をかんだり、いろんな音が聴こえてきたが、いまはホール全体がシーンとしていて、演奏家とともに音楽に集中している。
 こういう雰囲気は、これまでなかった。
 まだまだ年末まで、多くのすばらしいコンサートが控えている。
 またじっくり公演評を書きたいと思う。
posted by 伊熊よし子 at 15:15 | クラシックを愛す
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