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石井琢磨

  ウィーン在住のピアニスト、石井琢磨が「TANZ(タンッ)」と題する、ワルツや民俗舞曲などの踊りの曲をプログラミングしたアルバムをリリースした(イープラス)。
  その話を聞きに、事務所まで出かけた。
 彼はウィーンにもう10年も暮らしているが、“TAKU-音TVたくおん“名義でYoutubeチャンネルを開設してからは超多忙になり、ウィーンと東京の往復がものすごく増えたそうだ。
 いまは「CD発売記念コンサート」や「47都道府県ツアー〜ウィーンからあなたの街へ〜のコンサートでも大忙し。
 「でも、従来のクラシックの聴き方や演奏に対する考え方を変革し、新たな方法を模索し、それを実践していくことに意義を見出しているため、疲れは感じないんです。もっといろんな人にクラシックを楽しんでほしい。そのために自分ができることは何でもやるつもりです」
 インタビューはさまざまな方向へと話が広がっていき、石井琢磨という人間が前面に出て、とても内容の濃いものとなった。
 この記事は「ピアノの本」に書く予定になっているが、彼の潔いまでの変革魂が伝わるような原稿にしたいと思っている。
 今日の写真は、インタビュー後のワンショット。自身の考えを思いっきり話したあとの、リラックスした表情が印象的。

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posted by 伊熊よし子 at 22:12 | 情報・特急便

来日アーティストの演奏会が復活

 コロナ禍で長い期間に渡り、海外のアーティストの来日が途絶えていたが、ここにきてようやく復活の兆しを見せている。
10月7日にはサー・サイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団、18日にはクラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団(アリス=紗良・オット)、31日にはミッシャ・マイスキー、11月3 日にはピエール=ロラン・エマール、9日にはナタリー・デセイ&フィリップ・カサール、13日にはアンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団、そして昨夜はアンドリュー・マンゼ指揮NDR北ドイツ放送フィルハーモニー交響楽団(ゲルハルト・オピッツ)を聴きに行った。
 いずれもホールは満席に近く、聴き手は長年待っていた来日アーティストの演奏に集中力が全開。以前は、曲間に咳をしたり、鼻をかんだり、いろんな音が聴こえてきたが、いまはホール全体がシーンとしていて、演奏家とともに音楽に集中している。
 こういう雰囲気は、これまでなかった。
 まだまだ年末まで、多くのすばらしいコンサートが控えている。
 またじっくり公演評を書きたいと思う。
posted by 伊熊よし子 at 15:15 | クラシックを愛す

ヴァレリー・アファナシエフ

先日「ぶらあぼ」に綴った、ヴァレリー・アファナシエフの記事がWEBにアップされた。
ぜひ、読んでくださいね。


posted by 伊熊よし子 at 14:08 | 情報・特急便
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