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遠藤雅司

 先日、歴史料理研究家で、「音食紀行」というプロジェクトを開催している遠藤雅司に会った。
 以前にも遠藤さんには何度かインタビューや取材を行っているが、今回は「音楽の友」」本誌と来春発売予定の食と音楽のムックの両方の取材である。
 次号の「音楽の友」本誌はショパン特集で、遠藤さんにはショパンが食べていたさまざまなお料理を再現してもらった。ムックの方は、J.S.バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、ドビュッシーのお料理が登場である。
 ショパン特集の記事は、遠藤さんへのインタビューという形で原稿を書き、ムックの方は遠藤さんと私の対談という形で原稿を書くことになっている。
 彼は朝からお料理作りに大健闘し、たくさんのレシピが並んだ。
 撮影後はみんなで待ちに待った試食会が行われ、長時間にわたってお料理を囲んでおしゃべりを楽しんだ。
 今日の写真は、出来上がったお料理を披露する遠藤さん。記事もお楽しみに。

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posted by 伊熊よし子 at 17:31 | 美味なるダイアリー

前田妃奈

 ポーランドで開催された第16回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールにおいて、前田妃奈が優勝の栄冠に輝いた(20歳)。
 彼女は東京音楽大学在学中で、同コンクールでは41年ぶりの優勝という快挙を成し遂げた。
 すでにファイナルのブラームスのヴァイオリン協奏曲など、いろんな映像が出回っており、力強く堂々とした演奏を聴くことができる。
 私の母校の若き音楽家が活躍してくれるのは、本当にうれしい限り。これから取材やインタビューなどでぜひ紹介したいと思う。
 プロフィールも、検索すると詳細がすぐに出てくるので、チェックしてみてくださいね。

posted by 伊熊よし子 at 14:28 | 情報・特急便

アレクサンドル・タロー「シネマ」

 フランスの個性派ピアニスト、アレクサンドル・タローは、レパートリーの広いことで知られる。
 その彼が、昔から大好きだったという、映画音楽を51曲収録した「シネマ」と題する2枚組のアルバムをリリースした(ワーナー)。
 ここにはミシェル・ルグラン、エンニオ・モリコーネ、フランシス・レイ、ジョン・ウィリアムズ、ウラジミール・コスマ、ニーノ・ロータ、フィリップ・サルド、坂本龍一をはじめさまざまな作曲家の曲が詰まっている。
 タローは、インタビューするたびに映画音楽が好きだという話をしていた。その思いがアルバムとして結実したことになる。
 演奏はアントニオ・パッパーノ指揮ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団との共演がメインで、他にもいろんなアーティストが参加している。
 私も映画大好き人間で、高校時代には友人と映画同好会を作って活動し、大学時代は同じく映画好きな友人と結構マニアックな映画を観にいっていた。
 ただし、派手なスターが登場する映画や華々しい作品はあまり興味がなく、地味なバイプレーヤーが活躍する映画やこだわりの監督が制作するものを好んでいた。
 タローの「シネマ」リリースを記念し、2曲のプロモーションビデオが手に入ったため、それを紹介したい。ひとつはニーノ・ロータの「8 1/2」、もうひとつはエンニオ・モリコーネ&アンドレア・モリコーネ(レイチェル・ベルリン編)の「ニュー・シネマ・パラダイス」である(ワーナー提供)。
   何度も聴きたくなる、上質な演奏ですよ。





posted by 伊熊よし子 at 17:42 | 情報・特急便
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