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中木健二

 チェリストの中木健二は、2005年のルトスワフスキ国際チェロ・コンクールの優勝者。パリ音楽院、ベルン芸術大学で学び、10年から14年までフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団の首席奏者を務め、現在はソロ、室内楽、後進の指導など幅広い活動を展開している。
 中木健二はピアノのエリック・ル・サージュの室内楽のクラスでも学び、ふたりは何度も共演を重ねている。
 10月15日には、Hakujuホールでふたりのデュオ・リサイタルが行われることになっている。先日、ル・サージュには京都公演に関してインタビューしたばかりだが、今回は中木健二にインタビューを行った。
 プログラムはヴィエルヌとルクーのチェロ・ソナタが組まれ、その間にベートーヴェンのチェロ・ソナタ第3番が挟み込まれるというこだわりの選曲。このルイ・ヴィエルヌとギョーム・ルクーに関して、さまざまな話を聞いた。
 今回のプログラムはヴィエルヌとルクーがフランクの弟子であること、時代的にワーグナーの影響を色濃く受けていることがコンセプトとなっているそうだ。
「フランス作品というと、ラヴェルやドビュッシーが有名ですが、その陰に隠れた美しい作品をぜひ紹介したいのです」
 中木健二は各々の作品に関して、構成や聴きどころなどをことばを尽くして語った。
 このインタビューは、次号の「ぶらあぼ」に掲載される予定である。
 こういう珍しい作品はぜひ、ナマで聴きたい。ル・サージュとのデュオは、お互いの信頼感の上に成り立つ、息の合うものになるに違いない。
 今日の写真はインタビュー後の1枚。中木さんって、いつ会ってもとてもおしゃれだ。
 ボルドー時代のワインにまつわる話も、ぜひどこかで紹介したいなと思っている。

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posted by 伊熊よし子 at 22:03 | 情報・特急便

東京音楽大学オーケストラ・アカデミー

 先日、取材した東京音楽大学オーケストラ・アカデミーの記事が、「CDジャーナル」WEBにアップされた。
 ぜひ、読んでくださいね。

posted by 伊熊よし子 at 22:10 | 日々つづれ織り

伊織のおはぎ

京都には、老舗の和菓子屋さんのおいしいスイーツがたくさんある。

笹屋伊織の「伊織おはき」もそのひとつ。かごのような形の箱に入った、ドーンと大きなおはぎで、竹製のへらで切り分けていただくスタイル。

これは支店では売っていなくて、伊織の別邸でしか購入できない。

別邸は、新しくできた京都駅から電車でひと駅の梅小路京都西駅のホテルエミオンのなかにある。

このおはぎ、見た目もインパクトが強いが、味も特別で絶品。2日ほど経っても堅くならず、おいしいまま。ただし、お土産に買ってくると、その日に相手に渡さなければならないから、この点が難しい。

今日の写真は、そのおはぎ。すごい迫力でしょう。


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posted by 伊熊よし子 at 18:32 | ゆったりまったり京都ぐらし
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