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大西宇宙

 次回の「音楽の友」の「マリアージュなこの1本」のゲストは、バリトンの大西宇宙である。
 私が、ぜひこのページに登場してほしいと願っていたアーティストである。
 行きつけの場所は、ホテルメトロポリタンのなかにある隠れ家のようなバー。
 インタビューはこのホテルを選んだ理由、デビューから今日にいたるまでの勉強と活動、さらに敬愛しているヴェルディに関してまで、ゆったりとした口調で話してくれた。
 ニューヨークでの留学時代の話も、ヴェルディの生家を訪ねた話もとても興味深く、話は徐々に熱を帯び、あたかもオペラがクライマックスに向かって盛り上がっていくようだった。
 オペラ歌手はからだが資本である。水泳をしたり、食事に気を配ったりしているとのことだが、一番の好物は、なんとフルーツだという。
 そこで、今回の「口福のレシピ」は、このフルーツを使うものにした。私はきっとお肉が好きだというに違いないと思っていた。フルーツとは意外だ。ぜひ、雑誌を見てくださいね。
 今日の写真は、撮影中の2枚。

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posted by 伊熊よし子 at 22:10 | クラシックを愛す

小菅優

 アルバムをリリースするごとに、コンサートを行うごとに、常に新たな試みで前進あるのみという姿勢を見せている小菅優が、彼女のために書かれた藤倉大のピアノ協奏曲第3番「インパルス」/WHIMと、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を組み合わせた録音を世に送り出した(ソニー)。
  その話を聞くために、インタビューに出かけた。
 藤倉大との交流について、作品の初演について、作曲家の素顔から録音までの様子、ラヴェルとの組み合わせについてなど、幅広い話題がゆったりと語られ、今後の予定も聞くことができた。
 小菅優は藤倉大に「シャイな性格」だといわれたようで、そのことに関しても、いろんな人が彼女をどう思っているか、もちろん私もどう思っているか、話題となった。
 私は、小菅優という人はとても自立している人で、いつどこで会っても「意志の強さ」と「自分のやりたいことに向かってひたむきに進んでいく」という印象を受ける。シャイだと思ったことは一度もない。
 だが、ご本人はとても人見知りなのだという。特に初対面の人と話すのが苦手で、テーマが決められているときはいいが、フリートークだとあまり話せないという。
 私はデビュー当初から取材を続けているが、いつもゆったりとしたペースでいろんなことを話してくれる。おそらく「テーマが決まっているから」なのだろう。
 今回は長い髪をかなり短く切り、イッセイミヤケの初夏らしい色合いの洋服を着て、かなり印象が変わった感じがした。
「サマーカットにしてみたんです」
 こういって笑っていたが、かろやかな感じになって、よく似合っていた。
 その写真を見てくださいね。このインタビューは、次号の「音楽の友」に書く予定になっている。

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posted by 伊熊よし子 at 23:14 | 親しき友との語らい

京都御所 近衛邸跡休憩所

 京都御所には、中立売休憩所というセミセルフサービスのカフェ&レストランがあり、何度か利用している。
 ここは友人と長時間にわたって話し込んでいても、まったく自由でリラックスできる場所である。
 つい先ごろ、新たな近衛邸跡休憩所というカフェが誕生した。
 私の仕事部屋のごく近くの門から入ることができ、小ぶりながら、とても美しいしつらえである。

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 先日、この近衛邸跡休憩所を訪れ、パソコンで疲れた目を休ませ、心身ともに生き返った気分になった。

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 ここは和菓子の老舗、笹屋伊織が入っていて、お茶もスイーツも抜群においしい。
 まだあまり知られていないようで、結構すいていたが、これから混んできて座席を確保するのが難しくなるかもしれない。
 今日の写真は抹茶とプレミアムどら焼き。みたらし団子とかき氷もおいしそうだった(笑)。

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posted by 伊熊よし子 at 18:30 | ゆったりまったり京都ぐらし
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