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長谷川陽子

 「音楽の友」WEBの取材で、長谷川陽子のご自宅にお邪魔した。
  というのは、この取材は「音楽と部屋」というテーマで、アーティストの練習室をクローズアップするという企画。
  長谷川陽子の練習室は、訪れた共演者が口をそろえて「居心地がいいねえ」「すごくリラックスして演奏できる」と絶賛される部屋で、ウォーターサーバーからコーヒーメーカーまで完備。みんな自由に飲むことができる。
  訪れてみると、とても天井が高くてのびやかな空間。父親がヴァイオリンの練習に使っていた部屋を譲り受けたそうで、その話をいろいろ聞くことができ、楽しい取材となった。
  1時間のインタビューの予定が大幅にオーバーしてしまい、カメラマンもいろんな角度から撮影していた。
  というわけで、私もあれこれ写させてもらった。
  これは部屋の全体像。数か月前にリフォームして、とても響きがよくなったそうだ。

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  長谷川さんは、大の猫好き。いまは3匹いるそうだが、すばるという愛猫はカレンダーになっていた。

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  やはりチェロと一緒だと、表情がいいよねえ。

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  この写真は、私のお気に入りの1枚。3人の音楽家が並んでいるみたいでしょ(笑)。

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posted by 伊熊よし子 at 17:54 | 日々つづれ織り

小松亮太

 先日、久しぶりにバンドネオン奏者の小松亮太に会うことができた。
 以前から感じていることだが、彼はバンドネオンをより多くの人に知ってもらいたい、その音楽をもっと広めたいと、ひとりで戦っている。
 今回は、5月26日にヤマハホールで行われる「アストラ・ピアソラ没後30th  Anniversary」のことを聞くインタビューだったが、以前と変わらず「孤高の戦い」の姿勢を強く打ち出していた。
 今回のコンサートは、チェロの古川展生との共演が予定され、両者の演奏によるプログラムは主としてピアソラの人気の高い作品が組まれている。
 しかし、その他にもさまざまな選曲がなされており、ピアソラ以外の作品、ピアソラ以前、またピアソラと同時代の他の作曲家の作品も登場する。
 話はここから戦いモードに入った。
 というのは、小松亮太はタンゴの音楽を本当に愛しているからこそ、バンドネオンを演奏している。アルゼンチンにはいろんな作曲家がいて、そういう作品にも目を向けてほしいと熱く語る。
 彼の話を聞いていると、タンゴの歴史、伝統、現在までの状況などにどんどん興味が湧いてくる。静かな口調ながら、その奥にはタンゴの真実を伝えたいという心意気が宿り、何時間あっても話は尽きないという感じだ。
 その思いを「タンゴの真実」(旬報社)という430ページにもおよぶ書籍に綴っている。これを読むと、小松亮太のタンゴへの深い思いがビシビシと伝わってくる。
 今回のインタビューは、次号の「ぶらあぼ」に掲載される予定である。
 今日の写真は、インタビュー中のワンショット。長年弾き込んでいるバンドネオンと一緒に撮影させてもらった。

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posted by 伊熊よし子 at 21:27 | 情報・特急便

春の味覚

 この時期になると、八百屋さんに春の野菜がたくさん並ぶ。
 まず、庄内砂丘あさつき。これは短期間しか並ばないため、いつも早い物勝ちで手に入れる。
 あさつきは天ぷら、野菜炒め、おひたし、卵とじ、ベーコン炒めなどいろいろな調理法があるが、私は酢みそ和えが一番おいしいと思う。
 京都の白みそ、砂糖、酢、からしで酢みそを作り、さっとゆでたあさつきを和える。
 もう一品は、たけのこごはん。やわらかな春のたけのこは、油揚げと一緒に炊くと、もうお箸が止まらないおいしさだ。
 もちろん、木の芽は欠かせない。
 というわけで、今日の写真は、あさつきの酢みそ和えとたけのこごはん。

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 実は、「音楽の友」の連載「マリアージュなこの1本」が今月の締め切り分から1ページ増え、その記事に登場していただいたアーティストをイメージするレシビを考案し、掲載することになった。
 さて、どのようなレシビにしようか。今後は毎月それを考え、お料理をし、写真を撮り、記事を書くことになる。
 なるべく季節の食材を使用したいな、と考えているところだ。


  

posted by 伊熊よし子 at 18:04 | 美味なるダイアリー
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