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久保田巧

 2021年6月に第1回が行われた「久保田巧 ヴァイオリンは歌う」が626日に第2回を迎える(トッパンホール)。今回のテーマは「となりの国々から」と題し、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第8番、シューマンの「幻想小曲集」、ドヴォルザークの「ロマンス作品11」、R・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ作品18というプログラム。共演のピアニストは昨年と同様に津田裕也である。

  先日、そのリサイタルのことを聞くインタビューを行った。

  久保田巧はウィーンに留学しており、そのときの話や、シベリウスのヴァイオリン協奏曲にまつわる話、日本にいたときに1年間迷いの時期に入ってしまったときのこと、趣味のゴルフに関することまで、いろんな話題が飛び出した。

  このインタビューは、次号の「音楽の友」に掲載される予定である。

  今日の写真は、インタビュー後の2枚。彼女は子供のころから「歌が好き」で、いまはヴァイオリンで「歌いたい」と何度も口にした。今後は、オペラの編曲版などに目が向いているという。

  

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posted by 伊熊よし子 at 23:17 | クラシックを愛す

望月優芽子

 フランスに25年間暮らし、フランス音楽を得意としているピアニストの望月優芽子は、ランスに住んでいるという。
 実は、だいぶ前のことになるが、私の音大時代の友人がフランス人と結婚してランスに住んでいたことがある。
 出張でパリに行った際、彼女に連絡してランスまで出かけて行った。
 ランスは古都で、ランス大聖堂として親しまれているノートルダム大聖堂がとても有名である。
 この大聖堂のなかのシャガールのステンドグラスの美しさは、いまだ忘れることができない。
 望月優芽子に会った途端、ランスと聞いた途端、私はその友人とシャガールを思い出した。
 話はここから始まり、新譜に関してのインタビューも、あちこちに話題が広がっていった。
 彼女はサンソン・フランソワの唯一の弟子といわれるブルーノ・リグットに師事していて、その指導法がとても興味深かった。
 いかにもフランス的な教えで、それが望月優芽子のピアニズムの基礎となっているようだ。
 このインタビューは、「レコード芸術」に書くことになっている。
 新譜は、ドビュッシー、デュカス、ラヴェル、サティというプログラム(オクタヴィアレコード)。それらの各々の作品に対する思いなども詳しく紹介したいと思う。
 今日の写真は、インタビュー後のワンショット。長い黒髪が美しいですね〜。

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posted by 伊熊よし子 at 17:56 | 日々つづれ織り

鈴木優人&村治佳織

 初夏の調布で開催される「調布国際音楽祭」が、10回目を迎える(6月18日〜6月26日)。
 この音楽祭のエグゼクティブ・プロデューサーを務める鈴木優人と、今年2回目の出演を予定しているギターの村治佳織が、対談を行った。
 対談といっても、私がそれぞれ質問を投げかけ、ふたりに自由に話していただき、あとで対談形式に原稿をまとめるという形である。これは「ぶらあぼ」のWEBに掲載されることになっていて、もうすぐ記事がアップされる。
 鈴木優人にはこの対談のあと、単独インタビューも行い、それは「ぶらあぼ」の本誌の方に掲載されることになっている。
 村治佳織には本当に久しぶりに会い、「しばらく〜。元気?」とお互いの近況などを報告しあった。
 記事の内容は、WEBにアップされたらすぐに紹介しますね。
 今日の写真は、そのときのなごやかな対談後のワンショット。ふたりは何度か共演しているからか、話があちこちに飛び、実に楽しそうに話してくれた。

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posted by 伊熊よし子 at 17:34 | 情報・特急便
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