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小川典子

 1987年のリーズ国際ピアノ・コンクールで第3位入賞に輝き、以後ずっと英国を拠点に国際舞台で幅広い活動を展開している小川典子。
  このコンクールの取材に行った私は、それ以後長年に渡って彼女の演奏を聴き続け、録音にも耳を傾け、陰ながらエールを送り続けている。
  その小川典子に、「音楽の友」の「マリアージュなこの1本」の取材で久しぶりに会うことができた。
  彼女は会ったとたん、私のその日の服装とヘアスタイル、眼鏡などを褒めてくれ、「すっごくおしゃれ、いい感じじゃない」といって、ごく自然な口調で褒めまくり(笑)。
  ついつい、いい気になって、インタビューはとてもスムーズに進んだ。
  この日はホテルメトロポリタン川崎のオールデイダイニング「Terrace and Table」。英国を代表するローストビーフをメインにしたひと皿を用意していただき、彼女が大好きだというワインも供された。
  コロナ禍での様子や、少し前にケガをしてしばらくピアノが弾けなかったときの様子、現在の英国の状況、今後の抱負まで、多岐に渡る話を聞くことができた。
  今日の写真は、そのときの2枚。記事は今月発売号に掲載される予定である。

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posted by 伊熊よし子 at 18:16 | クラシックを愛す

名倉誠人

  先日、私の西荻のオフィスでインタビューに応じてくださった、ニューヨーク在住のマリンバ奏者、名倉誠人の記事が「ヤマハ WEB 音遊人」にアップした。


  ぜひ、読んでくださいね。
  
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posted by 伊熊よし子 at 14:39 | 親しき友との語らい

近藤嘉宏&外山啓介

  2台ピアノの演奏というのは、多くのピアニストが「いつかは弾いてみたい」と希望しているジャンルだが、なかなか実現することがない。
  まず、一緒に演奏したいと思うピアニストに巡り会うのが難しいこと、ホールやマネジメントからなかなかOKが出ないこと。
  そのなかで、ソリストとして実力と人気を誇る近藤嘉宏と外山啓介が、2022年2月8日に「Hakuju サロン・コンサートvol.11」において、ソロ作品を交えた2台ピアノのコンサートを行うことになった。
  その話を聞きにHakuju Hallに出かけたが、以前からよく知っているふたりゆえ、とてもなごやかな雰囲気のなかでいろんな話を聞くことができた。
  プログラムは各々が得意とするソロ作品を少し交え、聴きごたえのある2台ピアノの作品が並ぶ。
  とりわけふたりが「絶対に弾きたかった」と熱く語るのが、ブラームスの交響曲第4番(作曲者自身の編曲による2台ピアノ版)である。これがプログラムのメインを成し、最後の曲として披露される。
  今回は近藤さんから外山さんに声をかけたそうで、両者はまったくの初共演。だが、インタビューの様子からして、すでに息はピッタリ。
  このインタビューは、次号の「ぶらあぼ」に掲載される予定である。
  今日の写真は、初共演とは思えないほど仲のいいふたり。「ちょっと肩を組んでくれる」といったら、すぐにこのポーズ。
  2月の共演が本当に楽しみだ。

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posted by 伊熊よし子 at 17:03 | クラシックを愛す
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