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クラシック・キャラバン2021「兵士の物語」

「クラシック・キャラバン2021」に関しては、これまでさまざまな記事を書いてきたが、先日ストラヴィンスキーの「兵士の物語」について、座談会を担当することになった。
  これは「ぶらあぼ」に掲載される予定で、すでに沖縄公演が成功裏に終了し、そこで共演した指揮者の垣内悠希、ヴァイオリンの寺下真理子、クラリネットのイシュトヴァーン・コハーンの3人が集まった。
  今年はストラヴィンスキーの没後0年にあたるメモリアルイヤー。「兵士の物語」は、小編成のアンサンブルによってドラマが描き出される珍しい作品で、「幸福とは何か」を追求する内容。なかなか演奏される機会に恵まれないため、聴く機会は少ないが、今回はストラヴィンスキーの記念の年ということで上演されることになった。
  この作品はいまの時代に非常にマッチし、濃密なドラマがすばらしい音楽によって紡がれ、聴き手にさまざまなことを考えさせる。
  3人はそれぞれ自身の担当するパートと、音楽全体について、また、作品の魅力について雄弁に語ってくれた。
  今日の写真は、座談会に集まった3人。

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posted by 伊熊よし子 at 20:09 | 情報・特急便
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