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たかまつ国際古楽祭@

 9月24日から27日まで、香川県高松市で開催されている「たかまつ国際古楽祭」の取材に出かけた。
 これは2017年に開始された古楽をメインとした音楽祭で、昨年はコロナ禍で中止となったため、今回が第4回を迎える。
 音楽監督をつとめるのは高松市出身で、現在はベルギー在住のフルート、フラウト・トラヴェルソ奏者の柴田俊幸。今回はぎりぎりまで開催するかどうかで協議を続けた結果、規模を縮小し、XS(エクストラスモール)という形で開催にこぎつけた。
 初日の最初の取材は、「音食紀行  ベートーヴェン食物語」と題したプレス会。
 音食紀行・遠藤雅司がベートーヴェンが食べていたであろう食事や飲み物を再現しながらトークを進め、出張料理人の柳田・ラムセス・晃一郎がお料理を作る。
 今回はギターの鈴木大介の演奏もあり、彼が代表して試食を行った。
 この古楽祭の記事は、次号の「音楽の友」に掲載される予定である。
 今日の写真は美しい穴吹邸で試食する鈴木大介、遠藤&ラムセスの各氏。

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posted by 伊熊よし子 at 17:56 | 麗しき旅の記憶

クラシック・キャラバン2021「兵士の物語」

「クラシック・キャラバン2021」に関しては、これまでさまざまな記事を書いてきたが、先日ストラヴィンスキーの「兵士の物語」について、座談会を担当することになった。
  これは「ぶらあぼ」に掲載される予定で、すでに沖縄公演が成功裏に終了し、そこで共演した指揮者の垣内悠希、ヴァイオリンの寺下真理子、クラリネットのイシュトヴァーン・コハーンの3人が集まった。
  今年はストラヴィンスキーの没後0年にあたるメモリアルイヤー。「兵士の物語」は、小編成のアンサンブルによってドラマが描き出される珍しい作品で、「幸福とは何か」を追求する内容。なかなか演奏される機会に恵まれないため、聴く機会は少ないが、今回はストラヴィンスキーの記念の年ということで上演されることになった。
  この作品はいまの時代に非常にマッチし、濃密なドラマがすばらしい音楽によって紡がれ、聴き手にさまざまなことを考えさせる。
  3人はそれぞれ自身の担当するパートと、音楽全体について、また、作品の魅力について雄弁に語ってくれた。
  今日の写真は、座談会に集まった3人。

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posted by 伊熊よし子 at 20:09 | 情報・特急便
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