2021年10月16日
曽根麻矢子
チェンバリストの曽根麻矢子には、以前ずいぶんインタビューをして話を聞く機会が多かったが、最近はなかなか会うチャンスがなかった。
先日、「音楽の友」の取材で久しぶりに会い、いろんな話題が飛び出し、楽しいひとときを過ごすことができた。
彼女はいま、「J.S.バッハ 連続演奏会 《BWV》」と題したシリーズを展開しており(2021年3月〜2025年9月、年に2回Hakuju Hall)、次回は2022年3月で、「イギリス組曲」第2番、第3番、第6番が組まれている。
今回のインタビューは、バッハの特集ページの「ゴルトベルク変奏曲」に関するもので、今月発売号に掲載されている。
実は、曽根麻矢子はすばらしいチェンバロをもっていて、それはデイヴィッド・レイが製作した18世紀フレンチ・モデルで、全体は白で美しい絵と装飾が施されている。彼女は「白くん」と呼んでいるそうだ。
その楽器をぜひ見たいと思い、彼女からも「ぜひ会いにきてほしい」といわれ、のちのちご自宅に伺う予定にしている。
今日の写真は、インタビュー後の1枚。
いつ会っても陽気で雄弁でエネルギッシュなタイプだが、今回は人生論まで話が及び、いろんなことを考えさせられた。
posted by 伊熊よし子 at 18:12
| クラシックを愛す