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舘野泉

 昨夜は、フィンランド大使館で舘野泉の85歳のバースデイパーティが行われた。
 前半は、館野さんの演奏が披露され、息子のヤンネさん(ヴァイオリン)とのデュオも加わり、楽しいひとときとなった。
 フィンランド大使がおっしゃるには、「この場所で音楽が演奏されたのは2年ぶり」とのこと。
 ようやくこうした催しが可能になり、集まった人々も舘野さんの情感豊かなピアニズムに酔いしれることができた。
 音楽が終わった後はフィンランド料理がふるまわれたが、コロナ禍ゆえ、バイキング方式ではなく、ひとつひとつお皿に供されたお料理を受け取る形だった。
 今日の写真は、そのフィンランド料理。サーモンも野菜もとてもおいしく自然な味わいで、北欧の美味を堪能することができた。
 終演後に舘野さんと話すことができたが、12月17日にはヨーロッパで演奏する予定になっており、これからまたその準備にとりかかるという。
 舘野さんがフィンランドの別荘で新曲を勉強するという直前に「音楽の友」でインタビューしたとき、「この夏は、新曲の譜読みがたくさんあって大変なんですよ。でも、森と湖に囲まれたなかで、じっくり練習します」と語っていた。
 いつも舘野さんにお会いすると、いま取り組んでいる作品の話をじっくり聞かせてくれる。また、次回の作品の話を聞くのが楽しみである。


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posted by 伊熊よし子 at 16:18 | 日々つづれ織り

名倉誠人

 先日、私の西荻のオフィス(仕事部屋)にニューヨーク在住のマリンバ奏者、名倉誠人が音楽事務所の人たちと遊びに来てくれた。
 10月13日には東京文化会館小ホールで行われた「バッハ・パラレルズ:コラールと舞踊組曲」と題したマリンバ・リサイタルを聴いたが、ホール全体に響き渡るオーケストラのような多彩な音色に、マリンバの幅広さを改めて知ることになった。
 その名倉さんにせっかくなのでインタビューを少しさせていただき、あとはみなんなで和気あいあいとスイーツを食べながらティータイム。とても楽しく有意義な時間を過ごすことができた。
 彼のマネジメントをしているTさんとUさんは、私の古くからの友人で、いつもいろんな話に花が咲く。
 今回は、名倉さんのフィールドの広いさまざまな話を聞くことができたため、記事に生かしたいと思う。
 これはヤマハWEB「音遊人」に書く予定にしている。
 今日の写真は、にこやかにインタビューに答えてくれる名倉さん。

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posted by 伊熊よし子 at 16:07 | 日々つづれ織り

大植英次

 毎月「音楽の友」で連載している「マリアージュなこの1本」。
 今回のゲストは指揮者の大植英次。場所は「銀座スイス」という老舗のレストランである。
 このお店は巨人の千葉茂氏が考案したという「カツカレー」が有名で、カツカレーを全国に広めたという発祥のお店。 
 大植さんも、もちろんオーダーはカツカレー。それに恩師バーンスタインゆかりの飲み物を注文し、話が弾んだ。
 ここはお昼から夜まで通しで営業しているという銀座では珍しいお店で、ガス燈通りに面している。
 テイクアウトも可能と聞き、仕事を忘れてカツカレーを頼んでしまった(笑)。ポークのヒレカツがとてもおいしくて、もちろんカレーも美味で、さすがに老舗の味だった。
 今日の写真は、にこやかに雄弁にインタビューに応じている大植英次。

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posted by 伊熊よし子 at 15:53 | 日々つづれ織り
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