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反田恭平

  ピアニストの反田恭平は、会うたびに新たな仕事の展開を示してくれる。
  彼はピアニストとしてのみならず、会社の経営者でもあり、録音のレーベルを立ち上げ、さらにオーケストラも結成している。
「すべては、ひとりでも多くの人にクラシックに親しんでほしいからです。もちろんピアノを演奏することがメインですが、夢はまだたくさんあり、言ったからには実行するという姿勢を貫きたい。将来はアカデミーも創設したいんです」
  デビュー当初はちょっとシャイで、そんなに自身の気持ちを明快に話すタイプではなかったが、最近は演奏と同様に大いなる自信がみなぎり、26歳とは思えない貫禄すら感じさせる。
「今年のショパン・コンクールを受けるときには27歳になっています。この年でコンクールを受けるのもちょっとなあと思ったのですが、将来の自分の夢をかなえるためにはここでひとつ挑戦しておかないとと考え、受けることにしました」  
  先日のワルシャワにおける予備選も無事に通過し、10月月には本選を迎える。
  今回のインタビューは、いま販売されている「音楽の友」の記事用で、ショパンのノクターンについて聞いている。
  ひとつの作品だけについて話を聞くというのは初めてだが、話題はいろんな方向に広がっていき、反田恭平の目指しているものを知ることができた。
  この日、彼が身に着けていたパンツがイッセイミヤケの製品で、とてもおしゃれで履きやすそうだった。
「そのパンツ、ステキねえ」というと、「これ、いいでしょ。すっごく軽くて、旅にもっていくのに最高なんですよ。洗ってすぐに乾くし、しわにならない。お気に入りなんですよ」と、いっていた。
  今日の写真は、インタビュー後のワンショット。パンツもしっかり見てね。

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posted by 伊熊よし子 at 21:20 | クラシックを愛す
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