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小林愛実

  デビュー当初から演奏を聴き続け、インタビューや取材を行い、食事などを共にしながらさまざな話をしてきた若きピアニストの小林愛実。
  そんな彼女は、前回のショパン国際ピアノ・コンクールで上位入賞が果たせず、涙に暮れた。
  そんなどん底から這い上がり、今年の10月に開催される同コンクールに再び挑戦しようとしている。
  ショパン・コンクールは2020年に開催される予定だったが、コロナ禍で1年延期され、この7月にワルシャワで予備選が行われる。
  小林愛実は、このショパン・コンクールを見据え、ショパンの新録音をリリースする予定だ(ワーナー)。
  そのライナーノートを担当したり、雑誌、新聞、WEBのインタビューを行ったりするため、最近は彼女に何度も会っている。
  人は、困難なことに遭遇し、その壁を乗り越えると、とても強くなる。
  小林愛実もコンクール後はさらに成長し、ショパンをより愛するようになり、音楽に向かう力が増した。
  本来だったら、10月のショパン・コンクールは取材に行きたいところだが、今年はそれも難しそうだ。
  ぜひ、小林愛実には頑張ってほしい。日本からエールを送るしかないが、その気持ちは伝わるに違いない。
  今日の写真は、インタビュー後の1枚。ヘアスタイルが変わり、とても大人っぽくなった。

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posted by 伊熊よし子 at 23:29 | 親しき友との語らい
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