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山中惇史

  ピアニストの山中惇史には、「音楽の友」の2020年3月号の「ピアノの若き俊英たち―その音と声の物語」の特集号でインタビューを行った。
  今日は、「シグネチャー」(ダイナースクラブ)のインタビューで、久しぶりに会うことができた。
  山中惇史はピアニストであり、作曲家であり、編曲家でもある。いまは数多くの作曲の仕事を抱え、東京藝術大学の室内楽のクラスの非常勤講師も担当し、さらにピアニストとしての活動も行っている。
「本当に時間がないんですが、なんとか曲作りは締め切りに間に合わせなくてはならないので、大変です。かなり遅れているものもあり、ときどき夢でうなされることがありますね」
  そんな超多忙の身なのに、趣味のお料理が高じて、創作料理とスイーツの料理教室に通っているのだという。
  その完成品の写真もスマホで見せてくれ、もっともっと深めていきたいと雄弁に語っていた。
  10月にはダイナーズクラブ アーティストサポートプロジェクトでブルーローズのコンサートに出演し、ピアニストとしての演奏を披露する予定。
  いまは目の前に迫っている作曲の仕事に精一杯取組まなくては、と熱く語っていたが、それにしてもいつピアノの練習やお料理をしているのだろうか。時間の使い方がよほどうまいのかもしれない。
  今日の写真は、「この間、作ったパスタ」とスマホの写真を見せてくれたワンショット。料理研究家の有元葉子さんと親しいそうで、これからふたりでインスタグラムでの発信を考えているという。もっと忙しくなっちゃうね。

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posted by 伊熊よし子 at 22:21 | 情報・特急便

横山幸雄

  先日から、「音楽の友」のショパン・ムックの仕事が続いているが、ようやく横山幸雄の取材に関する原稿がひとつの区切りを迎えた。
  これは、横山さんにも大変な労力と時間がかかる仕事で、もちろん私も他のことはほとんどあとまわし、という状態になった。
  それでも、終わりはくるもので、ようやくひと段落し、あとはリライトをする作業だけとなった。
  この取材は彼の手や指の写真も必要となり、ご自宅に伺って撮影を行った。
  今日の写真は、曲の内容に合わせてさまざまな手の形を写している様子。
  実は、横山さんも私もすごく大変だったので、マネージャーが一度やめたらどうかと提案したそうだが、横山さんは「伊熊さんも頑張ってくれているから、僕も最後までやりたい」といってくれたとか。
  彼は本当に根性のある人で、若いころからの性格をよく知っているため、このことばはうなづける。
  さて、あとはもうひと頑張りである。
  ムックが出来上がったら、これに携わった全員が感涙にむせぶかもしれない(笑)。

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posted by 伊熊よし子 at 22:22 | 終わりよければ…取材奮闘記

広上淳一

  毎回、「音楽の友」の「マリアージュなこの1本」の取材は、そのアーティストの行きつけのお店を紹介してもらい、編集担当者のSさんとカメラマンのHさんと私の3人がそこに集結し、アーティストのインタビューと撮影を行う。
  今回は、指揮者の広上淳一の登場。教授を務めている東京音楽大学の近くのうどん処、硯屋(すずりや)で、このお店はお酒もおつまみも豊富で、広上さんいわく「東京音大の指揮科の別室のようなところ」だそうだ。
  レッスンが終わるとみんなで繰り出し、ここで夜中まで飲んだり食べたりおしゃべりしたり。いまはあまりそれができないため、残念だといっていた。
  マスターがとても実直で、いわゆる職人タイプ。次々に運んできてくれるお料理はどれも素材が新鮮で、日本人ならだれでもすぐに手が出るほどのおいしさを示している。
  広上さんの話はとてもおもしろく、ダジャレ連発で、私は笑いっぱなし。とても楽しい取材となった。
  今日の写真は、新鮮なおさしみを前に、「いいでしょう。ここのさしみはものすごくうまいんだよ」とにんまり。

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  もう1枚はマスターと一緒に写させていただいた。

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posted by 伊熊よし子 at 22:47 | 終わりよければ…取材奮闘記
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