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清塚信也

  コロナ禍では、コンサートの在り方が大きく変化している。
  コンサートホールは感染予防対策を徹底し、客席もかなり空けるようにしている。
  さらに、演奏時間も短縮するなどの工夫が凝らされている。
  2月5日には東京芸術劇場コンサートホールで、ピアニストの清塚信也の「ミーツ・ベートーヴェン・シリーズ  ファイナル」が行われたが、これも休憩なしの75分というスタイルだった。
  ただし、「エリーゼのために」、ピアノ・ソナタ「悲愴」「月光」「熱情」というプログラムで、各曲の間には清塚信也特有のトークが入るため、到底75分では収まりきれない。
  「今日はトークを短くしているんだけど」といいながらも、ジョークをはさみながらベートーヴェンの作品や人生を滔々と話し、聴衆との密度濃いコミュニケーションを図っていた。
  やはりベートーヴェンを続けて演奏するのは大変で、彼は「今日は命を削って演奏します」と語り、集中力に満ちた真摯なピアニズムを披露した。
  この公演レポートは、「音楽の友」に書く予定になっている。
  まだまだ通常のコンサートの状態には戻れそうもない。ホール関係者にも話を聞いたが、みんな非常に困惑していた。
  
  
posted by 伊熊よし子 at 22:11 | クラシックを愛す
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