2020年12月15日
辻井伸行
最近は、コンサートに行っても終演後に楽屋に行ってアーティストに会うことがかなわないため、辻井伸行にもずいぶん長い間会っていなかった。
昨日は、2021年初頭のクローズドコンサートのための映像収録のインタビュアーを務めたため、久しぶりに彼に会って話を聞くことができた。
辻井さんはコロナ禍でじっくり自分と向き合い、「いま自分に何ができるか」を考えたという。
そして、音楽をみんなに届けることが自身の使命だという考えを新たにし、モチベーションをなんとか維持し、練習に励んでいるそうだ。
「運動不足になるので、縄跳びをしています」と、キュートな笑顔を見せていた。
辻井さんは2021年1月31日から3月19日まで日本ツアーを行う予定で、全19公演が組まれている。
今回はシューマンとリストという「ロマン派」のふたりの作曲家の作品がプログラムに組まれ、とりわけ子どものころから親しんでいる「トロイメライ」を演奏することができ、楽しみだと語っていた。
実は、このインタビューは映像収録ですぐに部屋を出たため、終わってから写真を撮るのをすっかり忘れてしまった。
今日の写真は、以前のインタビュー時のものである。
posted by 伊熊よし子 at 22:40
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