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荘村清志

  ギタリストの荘村清志は、いつ会ってもおだやかな笑顔と語りで迎えてくれ、心がなごんでしまう。
  10月14日にリリースされる新譜は、「ノスタルジー〜郷愁のショーロ」と題されたアルバム(ユニバーサル)。
  武満徹がみんなでお酒を飲んでいるときに、「荘村くん、いっちょアレ弾いてくれ」といっていつも希望したというバリオスの「郷愁のショーロ」で幕開けする。
  その話も聞きながら、バリオスの魅力、タレガの選曲にまつわることなどをインタビューで聞いた。
  これは「CDジャーナル」のWEBに書く予定になっている。
  昨年、デビュー50周年を迎えた荘村清志。コロナ禍で演奏会が中止や延期になり、さまざまなことを考えたと話している。
  アルバムは「アルハンブラの想い出」でフィナーレを迎えるが、この演奏がとても印象深い。
  ゆったりと、自然体で、どこにも余分な力の入っていない実にシンプルな演奏。
  若いころから弾き続けてきたこの曲は、いま、より自由に自然に、自分のすべてを表現する奏法になったと語っていた。
  今日の写真は、ことばを尽くして自身の心の内を一生懸命話してくれる荘村清志。
  心が洗われるような、癒されるような、不思議な空気をまとったアルバムの誕生である。

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posted by 伊熊よし子 at 23:00 | クラシックを愛す
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