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横山幸雄

  ピアニストの横山幸雄は、タフガイである。
  ショパンやベートーヴェンの作品の連続演奏会で、朝から晩までピアノの前に座りっぱなし。聴衆はその長時間のコンサートに備え、リラックスして聴くことができるよう、クッションを持参したり、スリッパなどに履き替えたり…。
  いつもインタビューするごとにそのタフぶりに驚かされるが、ご本人はケロリとして「そんなに疲れは感じませんよ。連続演奏会の最後の方になると、ああ、もうこれで終わりかと、ちよっと寂しくなるくらいです」という。
  そんな横山幸雄が、今年のベートーヴェン生誕250年を記念し、ピアノ・ソナタ32曲連続演奏会を開くことになった。その心意気を聞くため、インタビューを行った。
  コロナ禍で、せっかくベートーヴェンのメモリアルイヤーなのに、その演奏会が次々に中止に追い込まれていることに心を痛め、それなら今年の最後にソナタ全曲に挑戦しようと考えたのだそうだ。
「だって、ベートーヴェンに悪いじゃない。世界中の人がベートーヴェンイヤーに向けて準備していたのに、演奏する機会がどんどん失われてしまって、本当に残念。だから12月になんとか全曲演奏にこぎつけたかった」
  こう語る横山さんはこんがりといい色に日焼けし、元気そのもの。ベートーヴェンに対する熱い気持ちをおもいっきり語ってくれた。このインタビューは、ジャパン・アーツのHPに前半・後半と2回に分けて書く予定にしている。
   公演詳細はこちら。

https://www.japanarts.co.jp/concert/p875/


 今日の写真は、ベートーヴェンへの思いを語る横山さん。ホント、いい色に焼けているよね。体力も余っている感じ。まあ、全曲演奏だから、このくらいガッチリしていないと、もたないかも。


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posted by 伊熊よし子 at 22:11 | 親しき友との語らい

kotoba ベートーヴェン

 集英社が季刊で出版している「集英社クォータリー  コトバ(kotoba)」の2020年秋号が9月4日に発売された。
 今回の特集は「ベートーヴェン」。200ページを超すムック型の雑誌で、多岐に渡る執筆者が記事を書き、音楽家がインタビューにも応じている。
  私の担当は「スクリーンで描かれた楽聖」。ベートーヴェンを題材とした映画3本を紹介し、そのなかで使用された作品にも触れている。
  よく、作曲家の伝記映画や音楽家を題材に取り上げた映画の原稿を書くことがあるが、これは一度映画を見ただけではなかなか曲目のところまで頭がまわらない。どうしてもストーリーを追い、映像に目が行ってしまい、断片的に登場する音楽が何の曲でどこの楽章なのかというところまでは把握できないからである。
  そこで、必ずこういう場合はDVDなどを手に入れてじっくり何度も見ることになる。
  今回も、担当のKさんがすぐにDVDを手配してくれたため、以前見た映画も再度ゆっくり見ることができた。
  かなり読み応えのある雑誌ゆえ、これから他の記事をひとつずつじっくり読んでいきたいと思う。
  今年のベートーヴェン生誕250年のメモリアルイヤーは、多くのコンサートでベートーヴェン・プログラムが組まれていたが、来日公演も中止となり、国内の公演も延期やキャンセルが相次ぎ、ベートーヴェンの音楽を存分に楽しむことができなくなってしまった。
  この雑誌は、そんな時期にひと吹きの涼風を感じさせてくれる存在かもしれない。
  今日の写真は、雑誌の表紙。

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posted by 伊熊よし子 at 21:34 | 情報・特急便
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