2020年01月30日
山中惇史、鐵百合奈、太田糸音
いま、連日のように「音楽の友」3月号(2月18日発売)の「若手ピアニスト特集」のインタビューを行っている。
つい先ごろ、山中惇史、鐵百合奈、太田糸音の3人の若きピアニストに話を聞いた。
それぞれ個性的なピアニストで、話もとても興味深く、1時間に渡っていろいろ話してくれたが、なにしろ文字数が限られているため、ほんの少ししか紹介できない。
いつも感じることだが、「もっとページがあればいいのに」「こんなにいろいろ聞いても、エッセンスしか書けない」「せっかく時間をとってくれたのに、ほとんどさわりのところだけ」と、悩んでしまう。
ただし、短い文章でも、端的にその人の音楽とのかかわり方、ピアノへの思い、音楽家としての人生が伝わるように表現しなくてはならない。
まだまだ取材は続くが、締め切りも迫ってきている。
昨日はサントリーホールに「情熱のアランフェス、輝きのモーツァルト」と題したコンサートを聴きにいった。これはギターの河野智美とピアノの八木大輔がコンチェルトを演奏するもので、以前「ぶらあぼ」でふたりにインタビューをし、プログラムなども執筆している。
さらに明日は、プラシド・ドミンゴの「プレミアム・コンサート・イン・ジャパン」を聴きに行く予定である。
取材が多く、原稿の締め切りが重なっていると、コンサートにいく日は、てんやわんやの状態になる。もっと落ち着いた状況でゆっくり音楽を聴くことができればといつも思うが、こればかりはなんともならない。
今日の写真は、若きピアニストの山中惇史、鐵百合奈、太田糸音。これから大きな海原に漕ぎ出す人ばかりだから、聞いた話は自分のなかにためておいて、また何かの機会にじっくり書きたいと思う。
posted by 伊熊よし子 at 22:40
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