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反田恭平

  ピアニストの反田恭平には、以前ずいぶんいろんな話を聞いたが、今日は久しぶりにインタビューで会うことができ、またもや話が弾んだ。
  私が最後に話を聞いてから、約1年半ほど経つ。この間、反田恭平はワルシャワのピオトル・パレチニの元にレッスンに通い、自分の会社を立ち上げて社長に就任し、マネージメントとCD制作を自由に行うようになった。
  久しぶりに会う反田恭平は、ひとまわり大きくなったような感じがした。もちろん、からだの大きさではなく、醸し出す雰囲気という意味である。
「どのようにコンサートが作られていくのか、録音はどういう形で成り立つのか、聴いてくれる人とのコミュニケーションをどうするのかなど、何も知らないことに気づき、社会性をつけるために独立したんです」  
  彼は有言実行派である。会社を作って一からさまざまなことを学び、そのつど対処し、知らないことを学んでいく。
  まだ25歳なのに、社長業をしながらピアニストとしての自分も磨いていく。並大抵のことではできない。
「苦労が多い方がいいんですよ。乗り越えたときに自信が生まれますから。ようやく1年ちょっと経ち、会社というものがわかりかけてきた。もちろん僕は音楽家ですから、まわりのスタッフに助けられています」
  今回のインタビューは、次号の「音楽の友」に掲載される予定である。
  反田恭平は、夢を語り出すと目の輝きが増す。「夢がたくさんありすぎて」と笑うが、実際に話を聞いてみると、その夢をひとつひとつ実現に導いている。夢ではなく、現実になっているのである。
  彼には以前モスクワ留学時代の苦労話を聞いたことがあったが、どんな困難にぶつかっても、笑い飛ばしていた。根性が座っているというか、潔いというか…。
  話を聞いているうちに、私もなんだか内なるエネルギーが湧いてくるような感じがした。
  反田恭平の人気はものすごい。コンサートは常に完売だ。その音楽性と人間性にみんな共感し、音楽から類まれなるエネルギーをもらうことができるからだろう。
  今日の写真は、インタビュー中のワンショット。なんか、特有のオーラを発していて、貫禄すら感じるよね(笑)。

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posted by 伊熊よし子 at 22:31 | クラシックを愛す
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