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泉湧寺&そば茶寮 澤正

 総本山 御寺 泉湧寺は、いつ訪れてもとても静かで落ち着いた風情を醸し出し、心が浄化される思いになるお寺である。
 今回も、大門から降り参道をゆっくりと降りていくと、正面に威風堂々とした仏殿が迎えてくれ、気持ちがやすらいだ。

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 ここは京都の神社仏閣のなかでも、特に静寂が支配している特別な場所である。
 御座所庭園を望む縁側にすわれば、1年間の忙しかったときが走馬灯のように脳裏に浮かんでは消え、涼風に身を任せていると、やがて来る年への新たな思いが胸によぎってくる。

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 今回は、この泉湧寺の近くに位置するそば茶寮 澤正でランチをいただいた。
 ここは長い歴史を誇り、古式豊かな建物が特徴のおそば屋さん。お昼のそば懐石は、実に見事なお料理で、八寸から始まり、温鉢、小鉢、焼物、蕎麦、御飯、菓子と続き、約2時間半に渡り、目と舌を楽しませてくれる。

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 ひとつずつとても丁寧に作られ、アイデアも豊富。含め煮大根のそば衣揚げ、根菜と白菜とベーコンの炊き合わせ、更科変わりそば 白菜の甘酢漬、生姜とお揚げのそばご飯、レアチーズのそば餅など、ユニークな食材の取り合わせと、上品でやさしい味付けに心が奪われる。
 ここは季節によって食材が幾重にも変化するそうで、春夏秋冬に訪れたいと思わせてくれる。
 今日の写真は、そのお料理の数々。器も凝っていて、ひとつずつ説明してくれるのだが、すべての器が魅力的、欲しくなってしまった(笑)。

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posted by 伊熊よし子 at 23:26 | ゆったりまったり京都ぐらし

カラヴァッジョ展

  いま、大阪のあべのハルカス美術館で、「カラヴァッジョ展」が開催されている(2020年2月16日まで)。
  年末年始は京都の仕事部屋で過ごしているため、大阪まで足を伸ばした。東京開催がないからである。
  あべのハルカスは日本一の高さを誇る超高層複合ビルで有名になったが、その16階にあべのハルカス美術館はある。
  まず、入口で大きなカラヴァッジョの「法悦のマグダラのマリア」のポスターが出迎えてくれた。
  今回は、この絵の他に「リュート弾き」「聖セバスティアヌス」「悲嘆に暮れるマグダラのマリア」「歯を抜く人」「執筆する聖ヒエロニムス」「聖アガピトゥスの殉教」「洗礼者ヨハネ」などが展示され、カラヴァッジョと同時代の画家たちの作品も多数展示されている。
  カラヴァッジョは数奇な運命をたどった画家である。私は昔から大好きで、伝記や資料もずいぶん読んでいる。
  そして、海外に行ったときも、カラヴァッジョの絵がある土地だとわかると、いつも飛んでいく。
  年末ゆえ、大阪はものすごい混雑だったが、ちょうどランチの時間帯だったこともあり、美術館ではゆっくりひとつずつの絵と対面することができた。
  その後、せっかく来たのだからと大阪城を訪ねたが、ここも海外の観光客であふれていた。
  京都もそうだが、大阪もすさまじい人の波。でも、カラヴァッジョをじっくり見られたのはよかった。
  今日の写真は、「カラヴァッジョ展」の入口のポスター。それから大阪城の天守閣。

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posted by 伊熊よし子 at 22:57 | 麗しき旅の記憶

川口成彦

  今年から「音楽の友」で、「マリアージュなこの1本〜お酒と音楽の美味しいおはなし」という連載記事を担当している。
  これはアーティストの行きつけのお店で、好みのお酒を飲みながらインタビューに答えてもらい、撮影もするというページだ。
  これまで何人か行ってきたが、みなさん通常のインタビューとは異なり、とてもリラックスした雰囲気。もちろん、お酒の話だけではなく、そのアーティストのこれまでの歩みや近況、どんなときにお酒を飲むかということまで聞く。
  来月号はフォルテピアノ(ピアノ、チェンバロ)の川口成彦の登場で、五反田のBar Sherry Museumというお店で行った。このお店のオーナー、中瀬航也さんは、シェリーの本も出版されているほどの人物で、川口さんとも長いおつきあいとか。
  シェリー酒は、スペインのアンダルシア地方ヘレスとその周辺で造られる白ワインの一種。スペインが大好き、とりわけアンダルシアに目のない私は、とても興味深く話を聞いた。
  川口成彦の名は、2018年にワルシャワで開催された第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールにおいて第2位を獲得したことで、一躍広く知られるところとなった。
  今回は、フォルテピアノでショパンを弾く意味、フォルテピアノとの出合いからこれまでの活動、現在拠点にしているアムステルダムでの生活、レパートリーのこと、今後の抱負など、さまざまなことを聞いた。
  このインタビューは、2020年1月発売の「音楽の友」に掲載される予定である。
  今日の写真は、中瀬さんとシェリーの話を熱く語っている川口成彦。

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posted by 伊熊よし子 at 21:28 | アーティスト・クローズアップ
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