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千住真理子

  ヴァイオリニストの千住真理子が、ピアノの横山幸雄と組んでベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集の録音に挑んでいる(ユニバーサル)。
  まず、10月23日にリリースされるのは、第1番、第2番、第3番、第9番「クロイツェル」、第10番。
  その話を聞くため、先日インタビューを行った。 
  彼女には長年インタビューを続けているが、2002年にアントニオ・ストラディヴァリの名器、1716年製「デュランティ」を入手することができてから、演奏が大きく変わった。
  今回は久しぶりのインタビューだったため、その楽器の話から入ったが、千住真理子は近年からだ作りを徹底し、食事、睡眠、運動にこだわり、ものすごくストイックな生活をしているという。
「すべてはデュランティをよい音で鳴らすため。納得いく音楽を奏でるためです」
  以前とはからだがまったく変わったとのことで、精神性も鍛えられ、いまだからこそベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音に挑戦することができるようになったのだという。
「自分のなかで、ようやくゴーサインが出たのです」
  何にでもいえることだろうが、ひとつのことを徹底的に探究し、その目標に向かってひたすら邁進している人の姿勢は、説得力をもつ。千住真理子が趣味や余分なことはすべて捨て、一途にデュランティと対峙している姿は感動的である。
  このインタビューは、次号の「東京新聞」に書く予定になっている。
  今日の写真は、ベートーヴェンと楽器の話を熱く語る千住真理子。この録音は、2020年のベートーヴェン生誕250年に向けてのアルバムとなる。 

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posted by 伊熊よし子 at 22:26 | 日々つづれ織り
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