ブログ

英国ロイヤル・オペラ

 今日から、英国ロイヤル・オペラの引っ越し公演が始まった。
 先日、記者会見が行われ、アントニオ・パッパーノ(音楽監督)、ヴィットリオ・グリゴーロ(「ファウスト」ファウスト役)、イルデブランド・ダルカンジェロ(「ファウスト」メフィストフェレス役)、グリゴリー・クンデ(「オテロ」オテロ役)、フラチュヒ・バセンツ(「オテロ」デズデモナ役)、ジェラルド・フィンリー「オテロ」ヤーゴ役)が参加した。
  英国ロイヤルオペラは、1979年以来6回目の来日公演。人気歌手のグリゴーロは、オペラでの来日は初めてとなる。バセンツも日本デビューとなるそうだ。
  パッパーノは歌手全員から信頼を得ていることがよくわかり、チームワークのよさが伝わってきた。
  なんでも、パッパーノの存在は「守護天使」のようで、リハーサルからとてもいい雰囲気が流れているとか。
  グリゴーロは、「マエストロは車のエンジンではなく、タイヤだ。すべてを支えるタイヤ」と称していた。
  今回の演目は、グノーの「ファウスト」とヴェルディの「オテロ」。それぞれの役を得意とする歌手が選ばれている。
  グリゴーロは、「すばらしい冒険に参加できてうれしい。タイヤのような卓越したマエストロと一緒に舞台に立てることを誇りに思う。地に足が着いていなければ、正しい方向に進むことができないから」
  ダルカンジェロは、「私はこれまで、主として悪役ばかりうたってきた。そうした役はオペラに色彩を与える」
  クンデは「今年は5か所でオテロをうたっている。私にとって夢の役であり、それぞれすばらしい経験をしている」
  バセンツは、「何千人ものソプラノのなかから今回デズデモナ役に選んでいただけて、とてもうれしい。マエストロはひとりの画家のよう。歌に色付けをしてくれるから」
  フィンリーは、「うたう俳優といわれているけど、まさにヤーゴは俳優と歌手を兼ね備えていなければならない。バリトンとしてとてもやりがいのある役」
  パッパーノは、「英国ロイヤル・オペラと仕事をして17年。これまでのハイティンクやデイヴィスをとても尊敬している。コリン・デイヴィスの音楽監督長期就任期間にあと1年と迫っている。私はオペラを愛し、オーケストラを愛し、劇場を愛し、そこで働く歌手やスタッフをはじめすべての人を愛している。これが長続きする理由」
  今日の写真は記者会見後のワンショット。左からダルカンジェロ、グリゴーロ、パッパーノ、バセンツ、クンデ、フィンリー。
  9月12日〜22日「ファウスト」、14日〜23日「オテロ」。

y3392_R.JPG
  
  
posted by 伊熊よし子 at 23:05 | 情報・特急便
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
検索ボックス