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仁和寺 観音堂

 京都・仁和寺の観音堂が、「373年前の輝きが今、よみがえる」と題し、幻の観音障壁画初公開を行っている。
 秋季の特別内拝は、9月7日から11月24日まで。  
 6年に渡り、12億円をかけて半解体修理を行っていたそうで、1640年の再建当時の美しいお堂がよみがえった。
 今回は、33体のみほとけと、幻の観音障壁画が特別公開されている。
 連休は、やはり押すな押すなの混雑だが、何人かずつ観音堂に入り、住職の説明を聞き、その後ゆっくりと見て回ることができるよう工夫が凝らされている。
  間近で見る本尊・千手観音菩薩をはじめとする33の観音菩薩、人が死後に向かうとされ六道の世界などを描いた障壁画は、非常に存在感があり、しばし動けなくなってしまうほどだ。
  背面の壁にも壁画が数多く残されており、これらもすぐ間近に見ることができる。
  外には、観音さまとひもでつながっている「千手ひも」というものがあり、このひもをもってお祈りすると、悩みから救われるという。
  仁和寺は何度も訪れているが、今回の観音堂落慶は、非常に強い印象となって心に残った。
  今日の写真は、落慶を記念するポスターと、千手ひも。

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posted by 伊熊よし子 at 21:34 | ゆったりまったり京都ぐらし

佐藤晴真

  今朝、うれしいビッグニュースが飛び込んできた。
  若きチェリスト、佐藤晴真がミュンヘン国際音楽コンクールのチェロ部門で優勝したというのである。
  このコンクールは1952年スタート。チェロ部門は4、5年に1回開催され、今年は15回目にあたる。これまで日本人は堤剛(1963年、第2位)、横坂源(2010年、第2位)の入賞があり、佐藤晴真は日本人として初の優勝者となる。
  他にはアントニオ・メネセス(1977年、第1位)、ソル・ガベッタ(1998年、第3位)、アレクサンドル・ブズロフ(2005年、第2位)となっている。
  今年のチェロ部門には166名がエントリーし、53名が第1次審査に臨んだ。第2次審査には16名が進み、6名がセミファイナルへ、そして3名がファイナルへと駒を進めた。
  佐藤晴真は名古屋出身。1998年2月27日生まれの21歳である。現在はベルリン芸術大学でJ=P.マインツに師事。19歳のときには、ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールでも優勝を果たしている。
  12月6日には紀尾井ホールでリサイタルが予定されているが、これが凱旋公演になるわけだ。
  若き逸材の演奏、本当に楽しみ。その前にインタビューができないか、いまマネージャーと相談中である。

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posted by 伊熊よし子 at 11:42 | 情報・特急便

英国ロイヤル・オペラ

 今日から、英国ロイヤル・オペラの引っ越し公演が始まった。
 先日、記者会見が行われ、アントニオ・パッパーノ(音楽監督)、ヴィットリオ・グリゴーロ(「ファウスト」ファウスト役)、イルデブランド・ダルカンジェロ(「ファウスト」メフィストフェレス役)、グリゴリー・クンデ(「オテロ」オテロ役)、フラチュヒ・バセンツ(「オテロ」デズデモナ役)、ジェラルド・フィンリー「オテロ」ヤーゴ役)が参加した。
  英国ロイヤルオペラは、1979年以来6回目の来日公演。人気歌手のグリゴーロは、オペラでの来日は初めてとなる。バセンツも日本デビューとなるそうだ。
  パッパーノは歌手全員から信頼を得ていることがよくわかり、チームワークのよさが伝わってきた。
  なんでも、パッパーノの存在は「守護天使」のようで、リハーサルからとてもいい雰囲気が流れているとか。
  グリゴーロは、「マエストロは車のエンジンではなく、タイヤだ。すべてを支えるタイヤ」と称していた。
  今回の演目は、グノーの「ファウスト」とヴェルディの「オテロ」。それぞれの役を得意とする歌手が選ばれている。
  グリゴーロは、「すばらしい冒険に参加できてうれしい。タイヤのような卓越したマエストロと一緒に舞台に立てることを誇りに思う。地に足が着いていなければ、正しい方向に進むことができないから」
  ダルカンジェロは、「私はこれまで、主として悪役ばかりうたってきた。そうした役はオペラに色彩を与える」
  クンデは「今年は5か所でオテロをうたっている。私にとって夢の役であり、それぞれすばらしい経験をしている」
  バセンツは、「何千人ものソプラノのなかから今回デズデモナ役に選んでいただけて、とてもうれしい。マエストロはひとりの画家のよう。歌に色付けをしてくれるから」
  フィンリーは、「うたう俳優といわれているけど、まさにヤーゴは俳優と歌手を兼ね備えていなければならない。バリトンとしてとてもやりがいのある役」
  パッパーノは、「英国ロイヤル・オペラと仕事をして17年。これまでのハイティンクやデイヴィスをとても尊敬している。コリン・デイヴィスの音楽監督長期就任期間にあと1年と迫っている。私はオペラを愛し、オーケストラを愛し、劇場を愛し、そこで働く歌手やスタッフをはじめすべての人を愛している。これが長続きする理由」
  今日の写真は記者会見後のワンショット。左からダルカンジェロ、グリゴーロ、パッパーノ、バセンツ、クンデ、フィンリー。
  9月12日〜22日「ファウスト」、14日〜23日「オテロ」。

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posted by 伊熊よし子 at 23:05 | 情報・特急便
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