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宮崎国際音楽祭

 以前も宮崎国際音楽祭の取材に行って感じたことだが、メイン会場であるメディキュット県民文化センターは周囲に緑が多く、広々としていて、実に清々しい。
 すぐ隣には宮崎県立美術館もあり、こちらも広い敷地のなかにあり、ロビーから展示室、カフェなどがゆったりと作られている。
 今回は、音楽祭のスペシャルプログラム「ズーカーマン 至高のアンサンブル」(11日)とメインプログラム「巨匠と若き後継者 大いなる歓びへの賛歌」(12日)を聴いた。
 この取材記事は次号の「音楽の友」に書く予定になっている。
 ホールはとても音響がよく、心ゆくまで室内楽を堪能することができた。
 終演後は、共演者の徳永二男、三浦文彰にコメントをもらい、記事に反映することにした。
 今回も、宮崎国際音楽祭管弦楽団の演奏が際立ち、徳永さんが声をかけて集まった若手および実力派演奏家の作り出す音楽に、とても感銘を受けた。
 それに関しても、記事で触れたいと思う。
 会場のあちこちに今回のコンサートやリハーサル、オフショットを撮影した写真が飾られ、音楽祭ならではの輝かしく楽しい空気を醸し出していた。
 今日の写真は、ホールの入口と、花いっぱいのロビーから外を眺めたところ。周囲に何も建物がないからか、本当にゆったりとしている。

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posted by 伊熊よし子 at 22:51 | 麗しき旅の記憶

九州出張

 5月は2度の九州出張がある。
 11日から12日までは宮崎国際音楽祭に出かけ、18日から20日までは別府アルゲリッチ音楽祭と竹田市の関連公演の取材に行く予定になっている(音楽の友)。
 今日は金曜日ゆえ、週末の締め切りが重なっていたため、朝から一気にそれらを仕上げ、気がついたらもう夕方になっていた。
 明日の出張の準備もまったくしていなかったし、いろんなことをやらなくてはならず、いつもながらの出張前のドタバタ状態。
 明日は早朝に出かけなくてはならないから、今日中になんとかいろんなことを片付けておかないと…。
 というわけで、例によってやるべきことをメモに書き、ひとつずつ消去していく方法をとった。
 たった一泊とはいえ、出張となると着ていくものを考えるのが大変だ。
 飛行機のなかではリラックスしたいし、向こうに着いてからはまだホテルにチェックインできないため、あまり着替えをしたくない。そのままコンサートホールに向かうことになるから、ふだん着ではちょっと無理。
 こういうときに便利なのは、黒のパンツスーツ。インナーをちょっと工夫すれば、なんとかいろんな場所に適応する。
 さて、服装が決まったところで、履き替え用の靴とインナーをひとつ入れ、準備完了。
 原稿はひとつこぼれてしまったが、担当者に「月曜日に入稿します」と連絡を入れ、OKしてもらった。
 それでは、九州の写真をまた紹介しま〜す。

 
posted by 伊熊よし子 at 21:30 | 日々つづれ織り

金子三勇士

 金子三勇士は、デビュー当初からリストを弾き続けてきた。
 日本人の父とハンガリー人の母をもつ彼は、祖国の偉大な作曲家&ピアニストのリストを深く敬愛し、その作品の研究を重ね、いま新たな視点をもつ新譜を編み出した。
 題して「リスト・リサイタル」(ユニバーサル)。ここにはピアノ・ソナタ ロ短調、コンソレーション(慰め)第3番、《巡礼の年》第1年:スイスから「泉のほとりで」、メフィストワルツ第1番《村の居酒屋での踊り》、献呈《シューマンの歌曲による》が収録されている。
 先日、その新譜の話を聞くため、インタビューを行った。
 金子三勇士と会うと、いつもいろんな話題へと話が発展していく。もちろん「レコード芸術」のインタビューだったため新譜の話が中心で、各々の作品にまつわることからリストの作品論、選曲に関する話を聞いた。
 だが、金子三勇士の話術は非常に巧みで、ハンガリーでの生活やハンガリー語のこと、食生活まで、ハンガリー色が濃厚になり、とても有意義なひとときとなった。
 その日は、たまたま私が以前上海の素敵なお店で購入した、黒のニットの刺繍が施されたカーディガンを着ていた。すると彼が「伊熊さん、それハンガリー製ですか。今日のために着てきてくれたの。えっ、上海? 冗談でしょう。絶対、ハンガリーの刺繍ですよ。どこかでつながっているんでしょうね」
 こういって、しばしカーディガンの話に花が咲いた。
 今回のリストのアルバムは、金子三勇士が血で奏でているような自然体の演奏。もちろんいずれの作品も長年弾き続けているものだが、やはり祖国とは切り離せない感じだ。
 彼は、「いま、ピアノを弾くことがたまらなく楽しい。すごく充実しているんです」と、笑顔を見せた。
 写真は、そんな充実した表情を見せるワンショット。「充実している」と言い切ることができるのは、本当に幸せである。なるほど、いい表情しているもんね。

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posted by 伊熊よし子 at 22:33 | 日々つづれ織り
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