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35人の演奏家が語るクラシックの極意

 昨年から集中して取り組んでいた単行本「35人の演奏家が語るクラシックの極意」(学研)が、いよいよ明日発刊されることになった。
 今回の表紙は、私が大好きなグリーン系で統一され、デザインもかなり斬新。
 本文に英文が入っているため、通常の縦書きのスタイルではなく、横書き。WEBの記事やメールを読むような感覚で読んでもらうことができる。
 アーティストを35人に絞るのはかなり難しい作業だったが、新人からベテランまで多彩なアーテイストがそろったと思っている。
 今日の写真は、その表紙。さて、書店に並ぶとどんな感じかな。

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posted by 伊熊よし子 at 22:29 | 情報・特急便

海外出張

 明日から14日まで、取材で海外出張に出かけることになった。
 いつもながら、出張前はドタバタの状況だ。
 日曜日の深夜に自宅に戻るため、その間の原稿と週明けの原稿を事前に入稿していかなければならない。
「帰国してから、原稿を送るから」 
 というと、大抵の編集者はイヤーな顔をする。
 そりゃそうだよね。出張から戻ったときに、すぐに平常業務に戻れるという保証はないし、時差や気温差でからだはボロボロになっているかもしれないから、原稿が書ける状態ではないかもしれない。
 というわけで、みんなから「出張に出かける前に入れてください」と、いわれることになる。
 やれやれ、そんなわけで出かける前からもうクタクタである。
 明日は、なんと成田エクスプレスの始発に乗るという、夜型の私にとっては大変な時間帯である。
 旅に出るというのは、こういうものなんだよね。
 さて、そろそろ荷物のパッキングをしましょうか。それでは、14日の深夜に戻ります。
posted by 伊熊よし子 at 21:00 | ああ愉しき(?)、締切り地獄

伊藤悠貴

 チェロは、私が大好きな楽器である。
 これまでさまざまなチェリストの演奏を聴いてきたが、3月29日に紀尾井ホールで行われた伊藤悠貴のチェロ・リサイタルは、輝かしい未来を予感させるもので、心が高揚した。
 伊藤悠貴は15歳からロンドン在住で、2010年にブラームス国際コンクール第1位に輝き、翌年には英国の最高峰・ウィンザー祝祭国際弦楽コンクールでも第1位を受賞している。
 英国王立音楽大学を首席で卒業し、ナイツブリッジ管弦楽団の芸術監督を務めている。
 当日のプログラムは、オール・ラフマニノフ。前半が、チェロとピアノのための2つの小品作品2(前奏曲、東洋の踊り)、幻想的小品集作品3(エレジー、メロディー、セレナーデ)、前奏曲作品23-10、ロマンス、6つの歌曲(朝、夜のしじま、リラの花、ここはすばらしい、夢、春の水)。後半はチェロ・ソナタ作品19という構成である。
 ピアノは、2017年にクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝した藤田真央。ふたりの俊英によるラフマニノフは、冒頭から最後まで聴きごたえ十分。みずみずしい才能を発揮した。
 伊藤悠貴のチェロは力強さと繊細さ、壮大さと緻密さ、語りと歌など、さまざまな相対する響きと表現が横溢し、いずれの作品も実に豊かな表情に支えられている。
 このオール・ラフマニノフ・プロは、28歳の昨夏、ロンドンのウィグモア・ホールで史上初の開催となったもの。なかなか聴くことのできないプログラムで、チェロの醍醐味を思う存分味わうことができる一夜となった。このリサイタルは「公明新聞」に公演評を書くことになっている。
 今日の写真は、終演後のふたり。この後、CDのサイン会が行われた。

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posted by 伊熊よし子 at 23:12 | クラシックを愛す
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