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河村尚子

「母は強し」というが、まさにそれを実感したのが、つい先ごろインタビューで出会った河村尚子だった。
 彼女に最後にインタビューをしたのは、約5年前。おなかが大きいときで、真夏の暑いときだった。
「もう5年前ですよ、早いですよね。あれから人生が大きく変わりました」
 久しぶりに会った彼女は、とてもはつらつとして明るく、その元気がこちらにも移ってくる感じだった。
 以前から河村尚子は地に足の着いた人で、国際コンクールを受けていたころには、あまりにもしっかりしているため、参加者たちに「お母さん」と呼ばれていたこともある。
 それが実際に母となり、なお一層その強さに拍車がかかり、演奏も性格も人生に対する考え方もより存在感と重量感が増し、インタビューの受けごたえも当意即妙。さすがである。
 新譜は「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第1弾」の「悲愴&月光、第4番・第7番」(ソニー)。
 ベートーヴェンのシリーズを始めたきっかけから選曲のこと、録音時の様子、各々の作品に関する解釈、表現、奏法など、さまざまなことを聞いた。
 このインタビューは「intoxicate」に書く予定になっている。
 この日は、深紅のドレスで現れた河村尚子。陽気で真摯で前向きな語りが、ドレスの色とあいまって、本当に晴れやかな感じだった。
 今日の写真は、インタビュー後のワンショット。
「次は、5年も間が空かないうちに会いたいですね」といわれ、私は「もちろん!」と答えた。
 ホント、元気をもらえたひとときだった。

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posted by 伊熊よし子 at 22:39 | クラシックを愛す

イル チリエージョ

 京都はどこに行っても混んでいて、レストランなども予約なしでは入れない状況だ。
 私は大きなレストランよりも、家族経営のこぢんまりしたお店が好きなのだが、ひとつ好みにピッタリのおいしい隠れ家的なレストランを見つけた。
 蛸薬師通りにあるイル チリエージョである。ビルの2階にあるため、ちょっとわかりにくいが、まさに隠れ家のような、ひっそりとしたたたずまいのお店である。
 まず、新たまねぎのスープのまろやかな味に「こりゃ、本物だ」と思った。お魚は若狭湾から、お肉は近江牛を用い、野菜はすべて京野菜を使用。
 サラダもリゾットもパスタも肉料理も、いずれも非常に丁寧に作られていて、シェフのセンスが伺われる。盛り付けも美しく、すべての味付けが素材を生かした薄味。これが一番気に入った理由である。
 ひとつずつの量はそんなに多くないのだが、絶妙の時間を置いて出てくるため、最後はもうおなかがパンパン。これ以上入らないと思っていたら、お茶うけに小さなスイーツが供された。
 なんと、桜餅と道明寺をなかに入れ込み、ホワイトチョコレートでコーティングしたものだという。
 すばらしい! さすが京都である。
 このお店は、本当は隠れ家にしておきたいけど、あまりにもおいしいため、ブログで公開しちゃいます!
 今日の写真は、サラダと肉料理とデザート、オーナーシェフとソムリエの櫻井さんご夫妻。
 次回は、ぜひ友人たちを誘って来たい。みんな満足してくれると思うから。

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posted by 伊熊よし子 at 23:01 | 親しき友との語らい

35人の演奏家が語るクラシックの極意

 昨年から集中して取り組んでいた単行本「35人の演奏家が語るクラシックの極意」(学研)が、いよいよ明日発刊されることになった。
 今回の表紙は、私が大好きなグリーン系で統一され、デザインもかなり斬新。
 本文に英文が入っているため、通常の縦書きのスタイルではなく、横書き。WEBの記事やメールを読むような感覚で読んでもらうことができる。
 アーティストを35人に絞るのはかなり難しい作業だったが、新人からベテランまで多彩なアーテイストがそろったと思っている。
 今日の写真は、その表紙。さて、書店に並ぶとどんな感じかな。

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posted by 伊熊よし子 at 22:29 | 情報・特急便
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