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クリスティアン・アルミンク

 指揮者のインタビューは、とてもおもしろい。
 本人は音を出すことができず、オーケストラやソリストに演奏してもらわなければならないため、当然のことながら自身の音楽観を饒舌に語る人が多い。
 今日はウィーン生まれの指揮者、クリスティアン・アルミンクにインタビューを行った。
 彼は2003年から13年まで新日本フィルの音楽監督を務めていたから、日本にもファンは多い。片言の日本語も交え、楽しいインタビューとなった。
 現在はベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務め、このコンビで6月から7月にかけて初来日を果たすことになっている。
 そのリエージュのオーケストラについて、子どものころからの音楽とのつきあい方、指揮者になるまでのいきさつ、日本のとのかかわり、得意なレパートリー、リエージュのオーケストラを今後どのような方向にもっていきたいかなど、さまざまなことを聞いた。
 彼は日本の数字の表記にとても興味をもっていて、「ベートーヴェンのシンフォニー第3番」というとき、「ダイサンバン」とそこだけ日本語になる。日本語をもっと覚えたいそうだ。
 ウィーンは音楽の都ゆえ、幼いころから数多くの偉大な音楽家の演奏を聴いて育ったというが、もっとも印象に残っているのはカラヤンのリハーサルを聴いたときだそうで、「どうしたらあんなにすばらしい音をオーケストラから引き出せるのか、本当に不思議だ」といっていた。
 アルミンクは和食も大好きで、いま一番ハマっているのは「広島のお好み焼き」。「もうたまらないおいしさ」と目がウルウル。あまりにもイメージが異なるため、大笑いしてしまった。
「もっと気取ったお料理が好きかと思いました」というと、「いやいや、私はウィンナシュニッツェルばかり食べているわけではないんですよ」といい、いまもっともおいしいウィーンのレストランは「Huth」だと教えてくれた。市の中心にある、おいしくてリーズナブルなお店だそうだ。ウィーンに旅したら、ぜひアルミンクお薦めの「Huth」へどうぞ。
 今日の写真は、インタビュー後のワンショット。「あっ、これいい写真だねえ」とご本人からOKが出ました。

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posted by 伊熊よし子 at 22:54 | クラシックを愛す
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