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クルレンツィス×ムジカエテルナ 初来日記念トークセッション

 いま、衝撃の演奏で世界を驚かせているテオドール・クルレンツィスが自身が創設したオーケストラ、ムジカエテルナとともに来日公演を行っている。ソリストは、これまた超個性的な演奏で知られるヴァイオリニストのパトリツィア・コパチンスカヤ。
 今日は彼らの初来日を記念したトークセッションが開催され、クルレンツィス、コパチンスカヤ、ペルミ・オペラ・バレエ劇場ゼネラル・プロデューサー兼ムジカエテルナ事務局長のマルク・デ・モニーの3人が登壇した。司会は編集者の若林恵。
 1時間半に渡り、今回のチャイコフスキー・プログラムについて、クルレンツィスの音楽論、コパチンスカヤの演奏論、デ・モニーの録音に関してなどの話が続き、みな非常に雄弁に語った。
 クルレンツィスはギリシャで生まれ、サンクトペテルブルクに留学し、イリヤ・ムーシンに師事。そのいきさつから、自身が目指す音楽、どのようにスコアを読むか、オーケストラからいかなる音楽を紡ぎ出すのが理想かなど、ことばを尽くして話した。
 これまで世界に衝撃を与え続けてきた録音を聴き、その言動などにも触れてきたが、そこではとてもカリスマ性に満ち、ちょっと常人ではない感じを受けていた。ところが、会見に現れたクルレンツィスは、「日本の聴衆はすばらしい。楽章の間で拍手が起きず、こんなに集中して聴いてくれたのは初めて。日本の文化や人々の様子にもとても感銘を受けている」と笑顔で話す。想像していた人物像とは異なり、いい意味で裏切られた感じ。
 こういう人は、ステージに立つとまったく違うんだろうな。
 明日は、サントリーホールで初めてナマの演奏に接することができる。いまからワクワクしてしまう。
 コパチンスカヤもとてもキュートな笑顔の魅力的な人で、声もかわいらしい。
 今回の4公演は、いずれも完売。すごい人気だ。
 写真は、トークセッションの様子と、終了後のふたりのショット。クルレンツィスって長身だよねえ。

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posted by 伊熊よし子 at 00:09 | 日々つづれ織り
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