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牛田智大

 牛田智大とはしばらく会っていなかったが、今日は約2年ぶりに会うことができた。このインタビューは、ヤマハのWEB「ピアニスト・ラウンジ」に書くことになっている。
 昨年、彼は浜松国際ピアノコンクールで第2位入賞に輝いたため、その話を中心に聞いた。
 久しぶりに会う牛田くんはとても雄弁で、ひとつひとつの質問に対して非常に長いセンテンスでじっくり話す。コンクールを受けようと思ったきっかけ、実際に参加して感じたこと、課題曲の選び方、ラウンドが進んでいくことに対する思い、各々の予選と本選で弾いた作品について、新曲に関して、入賞したときの感想などから、いま師事している先生のレッスン、今後のピアニストとしての歩みにいたるまで、さまざまなことを聞くことができた。
 牛田くんは、もう19歳。「くん」などと呼んでは悪いと思うが、デビュー当初から取材を続けている私は、急に「牛田さん」と呼ぶと、なんだか変な感じがしてしまう。
 長い時間、音楽の話が続いたあとに、最近飼うことになった猫の話に移り、ここからは表情が一変。チンチラシルバーのりおちゃんという雌で、まだ1歳にならないとか。りおちゃんの話をするときの牛田くんは、とても幸せそうな顔をしていた。
 なんでも、すり寄ってくる猫ではなく、飼い主に対して知らん顔しているタイプとか。その子を追いかけていくのだが、いつも逃げられるそうだ。
「今後はもっと演奏の質を上げたい」と真剣な表情で語っていた彼が、「りおはペットショップで僕の方も見ずに、向こうの方で知らん顔して寝ていた。そこがよかったんですけどね」というときとは、まったく異なる表情になる。猫ちゃんの引力は強いものなのね。
 今日の写真は、シリアスな面持ちでインタビューに答える牛田くん。もう1枚はピアノの前で。

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posted by 伊熊よし子 at 22:34 | クラシックを愛す
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