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仁和寺 五大明王

 いま、京都の秋の特別拝観で、仁和寺の金堂裏堂に描かれている五大明王が初公開されている。
 通常は一般公開されていない金堂の阿弥陀三尊の前で僧侶の話をじっくり聞き、それからようやく裏側に回って五大明王を拝観する。
 これは平成30年6月23日に第51世門跡が就任されたことを記念し、金堂建立より372年を経て初公開となったもので、金剛薬叉明王、降三世明王、不動明王、軍荼利明王、大威徳明王を間近に観ることができる。
 実際に薄明かりのなか、静謐な空気に包まれた五大明王に対峙すると、しばらく動けないほどの深い感動に包まれる。
 長年公開されず、陽があたらないところにひっそりと置かれていたためか、原画の美しい色彩がそのまま残されており、いま描かれたばかりのような迫力と存在感と、圧倒的な説得力を備えている。
 やはり京都は奥深い。
 日々、仕事に追われていると、こういう時間の流れを忘れるひとときが必要だとつくづく感じる。
 こうした貴重な壁画に触れると、その残像がいつまでも脳裏に焼き付き、何日たっても忘れることはない。
 今日の写真は、五大明王初公開のパンフレットに掲載されている写真。仁和寺は子どものころから何度も訪れているが、今日は新たな感銘を受けることができた。

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posted by 伊熊よし子 at 23:42 | ゆったりまったり京都ぐらし
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