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藤木大地

 カウンターテナーの藤木大地の名は、2017年4月、アリベルト・ライマンがウィーン国立歌劇場のために作曲し、2010年世界初演された「メデア」のヘロルド役でデビューしたことで一躍広く知られるところとなった。
 このセンセーショナルなデビューは、日本人および東洋人のカウンターテナーとして史上初の快挙で、新聞で絶賛された。
 藤木大地は長年ウィーンに住み、ウィーン国立歌劇場の舞台に立ち、バロックからコンテンポラリーまで幅広いレパートリーを披露している。
 彼は10月24日、「愛のよろこびは」と題したCDでワーナー・ミュージック・ジャパンよりメジャー・デビュー・アルバムをリリースする。このアルバムにはカッチーニやシューベルトの「アヴェ・マリア」、シューマンの「献呈」、リストの「それはすばらしい」、アーンの「クロリスに」からマルティーニの「愛のよろこびは」(村上春樹原作の映画「ハナレイ・ベイ」主題歌)まで、美しい旋律に彩られた16曲が収録されている。
 特筆すべきは共演のピアニストで、40年以上に渡り、世界中の偉大な歌手たちと共演を重ねてきたマーティン・カッツが担当している。藤木大地は以前からカッツの教えを受け、現在は先生と生徒ではなく、パートナーとして音楽と対峙し、録音でもよき共演者として高みを目指したという。
 今日は藤木大地にインタビューし、その録音のこと、カウンターテナーのレパートリーのこと、ウィーン国立歌劇場のオーディションのこと、子どものころからの音楽に対する考えなど、さまざまなことを聞いた。
 このインタビューは、「東京新聞」の連載コラムに書く予定である。
 いろんな話のなかで盛り上がったのが、からだを鍛える話。ホットヨガをしているそうで、とても代謝がよくなるそうだ。私も勧められてしまった。
 代謝がよくなるのか、う〜ん、そのひとこと、魅力的よねえ(笑)。物書きの仕事はものすごく代謝が悪くなり、いつもからだがバリバリだもんね。なんでも、風邪をひかなくなったという。
 藤木大地の声は透明感があり、のびやかで情感豊か。とても自然で、ぜひナマの声を聴きたくなる。
 12月18日には、紀尾井ホールでCDデビュー記念のリサイタルが行われる。収録曲が目一杯披露される予定。ぜひ、聴きに行かなくっちゃ。
 今日の写真は、インタビュー後のワンショット。

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posted by 伊熊よし子 at 23:30 | アーティスト・クローズアップ
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