ブログ

死せる菩提樹 シューベルト《冬の旅》と幻想

  先日、「死せる菩提樹 シューベルト《冬の旅》と幻想」(春秋社)の著者である梅津時比古さんと朝日新聞のWEBRONZA編集長の吉田貴文さんとの対談を行い、その記事をまとめた。
 本日、その記事がアップされた。下記のサイトにアクセスして、ぜひ読んでくださいな。

https://webronza.asahi.com/?iref=comtop_footer

 このときは、梅津さんに私がインタビューを行い、WEBRONZAの記事を書くことになっていたが、吉田さんがクラシックに精通しているとわかり、急きょ私の独断でふたりの対談形式に切り替えた。
 いま、記事を読み返してみると、ふたりの楽しそうな話ぶりが垣間見え、対談にしてよかったなと思っている。
 実は、対談原稿というのは、非常に時間がかかるものである。
 テレコを前にじっくりテープ起こしをし、ふたりの話がスムーズに流れるように書かなくてはならない。ふつうは人と話していると、ことばを途中で省いてしまったり、相手の話の途中に自分のことばをはさみこんだり、相槌を打つだけだったり、話が急に飛んだりと、最後まできちんと話すことは少ない。
 それを読者がわかりやすいように、つなげていく作業が必要となる。もちろん、話している人の個性は尊重したい。
 なんとか骨子ができあがると、次はそれを何度か読み返して、対談のときの雰囲気といおうか空気を感じさせるような文章に仕上げていく。
 今回は、約6000字ほどにまとめることができた。本の内容が伝われば、幸いである。
 
posted by 伊熊よし子 at 22:10 | 情報・特急便

ネマニャ・ラドゥロヴィチ

 9月18日から22日まで5日間、ニューヨークに出張することになった。なか2日のタイトな取材日程である。
 その前に、いま抱えている原稿をすべて入稿していかなくてはならない。
 ここ数日、朝から晩まで原稿とにらめっこの日々だが、ようやくいま、ネマニャ・ラドゥロヴィチの10月来日公演のプログラム原稿が終わった。
 ネマニャは大変な人気で、すべてのコンサートが完売だそうだ。すごいねえ。
 彼は常に新たな自分を発揮するべく、こだわりのプログラムを携えてくる。
 今回はピアニストのロール・ファヴル=カーンとの共演で、サン=サーンス「死の舞踏」、フランク「ヴァイオリン・ソナタ イ長調」、ドビュッシー「ヴァイオリン・ソナタ」、ショーソン「詩曲」、ラヴェル「ツィガーヌ」というプログラム構成だ。
 ネマニャについて、演奏について、曲目解説という内容で原稿を仕上げた。
 まだ、出かける前に何本か残っている。
 でも、明日はフジテレビに「東芝グランドコンサート2019」のソリストのひとり、アラベラ・美歩・シュタインバッハーの電話インタビューに出かけなくてはならない。
 こうなったら、いかに効率よく仕事をこなすかということを考えなくてはね。
 でも、なかなかそれがうまくいかないのが現実。だれか、原稿がサーッと素早く書ける術を教えてくれないかなあ。
 今日の写真は、以前インタビューしたときに撮影させてもらったネマニャのヴァイオリン。ケースにいろんな物が入れてあって、おもしろかった。

Y37_R.jpg
posted by 伊熊よし子 at 22:58 | ああ愉しき(?)、締切り地獄

横山幸雄

 ピアニストの横山幸雄とは、長年のおつきあいである。
 彼がまだパリ音楽院の学生だった17歳のころ、デファンスの学生寮に取材に行ったのが最初。初めてのインタビューでは話がうまくかみ合わず、大喧嘩になったのも、いまとなってはよい思い出である。
「ええーっ、喧嘩したっけ? 僕はそうとは思わなかったけどなあ」
 いいえ、私はちゃんと覚えていますよ。同行したパリ在住のカメラマンが、ふたりの剣幕に恐れおののいて、壁に張り付き状態になっていたもんね。
 その後、この喧嘩が功を奏して、彼はなんでも話してくれるようになった。
 その横山幸雄が2019年3月に「東芝グランドコンサート2019」のソリストとして、ファビオ・ルイージ指揮デンマーク国立交響楽団と共演することになった。
 昨日はその話を聞きに、彼の経営する広尾のレストランに出向いた。
 曲目はベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」である。横山は3月初旬にデンマークに行き、同指揮者&オーケストラと初共演を行う予定となっている。
「デンマークは初めて訪れるんですよ。指揮者もオーケストラも初めての共演、とても楽しみですね」
 このインタビューは、来日公演のプログラムに書くことになっている。
 話は「皇帝」からどんどん広がり、ベートーヴェンのこと、ショパンのこと、これまで行ってきた長時間におよぶコンサートのこと、今後の計画まで、リラックスしながら話してくれた。
 今日の写真は、レストランの2階で写したもの。自宅のようなものだから、自然体の雰囲気がただよっている。

Y3173_R.JPG
 
posted by 伊熊よし子 at 23:30 | 親しき友との語らい
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
検索ボックス