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デア・リング東京オーケストラ デビュー

 今日は、西脇義訓指揮デア・リング東京オーケストラのデビュー公演を聴きに、三鷹市芸術劇場「風のホール」に出かけた。
 先日、西脇さんにインタビューしたことはブログに綴ったが、このオーケストラはいろんな意味で画期的な内容を備え、新しい響きを探求している。
 プログラムはモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」序曲からスタート。オーケストラのメンバーはヴァイオリン、ヴィオラの全員が立って演奏。西脇さんも聴衆の方を向いて指揮をするスタイルだ。
 次いでメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」が演奏された。この弦楽器が立って演奏する方式は、メンデルスゾーンがライプツィヒ・ゲヴァントハウスの指揮者を勤めていた時代に倣っているという。
 後半は、オーケストラのメンバーである森岡聡がソロを務めるベートーヴェンの「ロマンス ヘ長調」(指揮者なし)が演奏され、この日のメインであるベートーヴェンの交響曲第7番が登場した。
「風のホール」は木造りの室内楽に向いているホールだが、デア・リング東京オーケストラの40名編成のオーケストラのおだやかで親密的な響きによく合い、やわらかな音色がホールをふんわりと包み込んだ。
 2時間を超すコンサートとなったが、最後にアンコールが1曲プレゼントされた。J.S.バッハの「マタイ受難曲」から「コラール」である。これがすこぶる敬虔で神秘的で透明感あふれる演奏。なんだか心が浄化する思いに駆られた。
 この公演評は、いくつか雑誌やWEBに書く予定になっている。 
posted by 伊熊よし子 at 23:46 | クラシックを愛す
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