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雑誌の打ち合わせ

 新しい雑誌や新聞の記事を書く場合は、事前に入念な打ち合わせが必要となる。
 先日、「GQ」の編集長である鈴木正文さんとお会いするために渋谷の編集部まで出向き、西脇義訓指揮デア・リング東京オーケストラの原稿に関して打ち合わせを行った。
 鈴木編集長はふだんクラシックをあまり聴く機会はないそうだが、「つい先ごろヴァディム・ホロデンコのピアノを聴いたんですよ」と、なにげなく話し始めた。
「えっ、ホロデンコを聴いたんですか」
 私はちょっとびっくりした。先日ブログに綴ったように、私もホロデンコの演奏を聴き、インタビューを行ったばかりだからである。
 しばし、その話題で盛り上がり、話は次第に世界のオーケストラ事情やオペラ界にまで広がり、1時間以上おじゃましてしまった。
 その後、懇意にしているプロモーション会社のHさんの事務所に寄り、ここでも少し打ち合わせを行った。
 この日は、日中38度くらい。青山通りを20分くらい歩いていたら、全身から汗が噴き出てきて、Hさんに会ったときは、もうビショビショ。
 冷たいお茶をいただき、しばしクールダウン。ここで一番癒されるのは、Hさんの愛犬ドリスのお迎え。いつも私が事務所に行くと、飛ぶように寄ってきて、ひっくり返っておなかかを見せ、親愛の情を示してくれる。
 ドリスの姿を見ただけで、暑さも疲れもどこかにいってしまい、しばらくじゃれあっていた。
 今日の写真は、そんな愛らしいドリスのひっくり返った様子。可愛いよねえ。

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posted by 伊熊よし子 at 21:26 | 日々つづれ織り

上杉春雄

 今日は、久しぶりにピアニストであり医学博士でもある上杉春雄にインタビューで会うことができた。
 彼は2011年にJ.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」をリリースしており、リサイタルでもバッハを弾き続けている。
 今回完成させた録音は、「ゴールドベルク変奏曲」(オクタヴィア・レコード)。ライナーノーツも執筆し、そのなかでさまざまな角度からバッハを検証し、奥深い面に肉薄し、演奏とともにバッハを掘り下げている。
 今日のインタビューは、次号の「ぶらあぼ」に書く予定になっている。
 話は、上杉春雄がこれまで探求してきたバッハ論から作曲家本人のこと、バッハの時代について、作品における構造について、バッハが「ゴールドベルク変奏曲」でいいたかったことまで多岐に渡り、約束の1時間をはるかに超える熱いインタビューとなった。
 彼の話は多角的で多方面に広がり、はてしなく続いていくように思われた。自分で「オタク」と表現していたが、バッハに関しても、非常に専門的で濃密な内容を内包している。
 こういう話をどのように原稿にまとめるか、非常に頭を悩ませるところである。読者にわかりやすいように、しかも上杉春雄の真意に沿って綴らなくてはならない。
 最後にブログ用に写真を撮ろうとしたら、すごく明朗で歓喜に満ちた表情をしてくれた。
「今日は、とても楽しく話ができたので…」
 話の内容は非常に真摯で深遠で難解な面もあったのに、「楽しかった」と笑顔を見せてくれたため、ホッと安堵した次第である。
 写真は、その楽しそうな表情。さて、また時間をかけてゆっくり「ゴールドベルク変奏曲」に耳を傾けるとしましょうか。

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posted by 伊熊よし子 at 23:35 | アーティスト・クローズアップ

恵文社一乗寺店

 京都には、全国の本好きの人に知られる恵文社という書店がある。
 叡山電鉄の一乗寺駅から徒歩3分のところにあり、書店に生活館が隣接している。
 ここの品ぞろえは考え抜かれたこだわりの本ばかりで、並べ方にも工夫が施されていて、時間を忘れて見入ってしまう。
 生活館も器や調理用品、生活用品、文房具など、ひとつずつ非常に凝ったものが並べられ、「日本のジーンズ、MONPE」というキャッチフレーズに魅せられ、モスグリーンのもんぺを購入してしまった。
 これがとても履きやすい。コットンなので涼しいし、ゆったり作られていて、まるで以前から着ているようななじみ感がある。
 この書店、京都に仕事部屋をもったことを伝えると、多くの人が「恵文社があるでしょう」といって、ぜひ訪ねるように薦めてくれた。
 酷暑のなか、ようやく訪ねることができたが、やはり本好きの人たちの興味をそそるお店だということがわかった。ここは短時間ではわからない魅力がある。ぜひ、時間をかけてゆっくり訪れたいものである。
 今日の写真は、恵文社の外観。横長のちょっとおしゃれな建物である。

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posted by 伊熊よし子 at 23:14 | ゆったりまったり京都ぐらし
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