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京都コンサートホール

 京都コンサートホールは地下鉄烏丸線の北山駅から徒歩5分ほどのところに位置し、京都府立植物園に隣接しているため、緑豊かなとても美しい場所にある。
 今日は、以前から親しくしているNさんの紹介で事業企画課のTさんとお会いし、おふたりに今秋のコンサートや音楽祭の内容、プログラム、アーティストのことなどを聞いた。
 私が京都に仕事部屋をもってから、この土地でクラシックをなんとか広める方法がないかと模索しているなか、まず京都コンサートホールのNさんとお話をして、今回はTさんにもお会いすることができた。そして、以前は東京で仕事をしていたSさんが同ホールに移られたことを知り、久しぶりに彼女にも会うことができた。
 京都コンサートホールは、今後さまざまなバラエティに富んだコンサートを企画しているが、なかでもドビュッシー没後100年を記念し、10月から11月に開催するこの作曲家にまつわる3公演がアイデアとして際立つ。会場は510席のアンサンブルホールムラタで、内外の実力派アーティストの演奏が組まれている。
 第1回は10月13日。「ドビュッシーの“ド”から“シ”まで」(これでドビュッシーはOK」初心者から専門家まであらゆる人に捧げるドビュッシーの“ド”から“シ”!)。第2回は11月10日。「ベル・エポック〜サロン文化とドビュッシー〜」(ドビュッシーを、もっと!」一歩進んで、パリのサロン・コンサートを体験!)。第3回は11月23日。「ドビュッシーが見た風景」(ドビュッシーが見た風景を追体験するピアノ・リサイタル)。
 このほか、いろんな企画や今後の抱負なども聞き、ぜひ次回はこのホールで演奏を聴きたいと思った。
 私は、京都には午前中の新幹線で行き、厳選した神社や寺院を回り、おいしいランチをいただき、夕方はコンサートホールに足を伸ばし、身も心も豊かになる旅を提案したいと常々思っている。
 いま、新幹線で東京駅から京都駅までは、2時間18分で行くことができる。観光だけではなく、美食とクラシックを組み合わせれば、とても有意義な1日が過ごせると思うのだが、いかがだろうか。
 今後は、また京都コンサートホールの方たちとミーティングの場をもち、いろいろアイデアを出し合いたいと思っている。せっかくSさん、Tさん、Nさんと知り合えたのだから、この出会いを大切にし、さらに前向きに情報交換をし、いい方向に進むことができればと願っている。
 京都コンサートホールに関しては、これから徐々にいろんな情報を展開していくつもりである。ぜひ、「京都でクラシックを」。
 
 
posted by 伊熊よし子 at 22:47 | ゆったりまったり京都ぐらし

サカリ・オラモ

 フィンランド出身の、いま世界中から熱い視線を浴びている指揮者サカリ・オラモが、「東芝グランドコンサート2018」で、BBC交響楽団と来日している。
 コンサートツアーはすべて終了し、今日はマエストロに宿泊先のホテルで話を聞いた。
 サカリ・オラモは9月2、3、4日の3日間、サントリーホールで首席指揮者を務めるロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団と特別演奏会を開くことになっている。
 2日は女性の作曲家、ムンクテルの「砕ける波」、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」(ソリストは辻井伸行)、チャイコフスキーの交響曲第5番。3日はベートーヴェンの交響曲第5番「運命」、マーラーの交響曲第1番「巨人」。4日は「ノーベル賞」組曲と題され、ノーベル賞の授賞式と晩餐会で演奏しているこのオーケストラならではのさまざまな名曲が登場。最後にスウェーデンのソリストたちが参加するベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付」が組まれている。
 サカリ・オラモは辻井伸行とは初共演となるが、ソリストを大切にする彼は「ツジイとの共演はすごく楽しみにしている」と、熱く語った。
 今日のインタビューは、「ぶらあぼ」「家庭画報」他に書く予定である。
 マエストロは笑顔を絶やさない、とても感じのいい人で、「その質問、いいねえ」とか、「待っていました、よくそれを聞いてくれた」などと、私の質問にとても好意的で、ことばを尽くして話してくれた。
 今回のプログラムの内容をそれぞれ聞き、オラモが就任してからのオーケストラの変容について語ってもらい、ヴァイオリニストだった彼がなぜ指揮者に転向したかも聞き、子ども時代のことから他のオーケストラのこと、録音のこと、今後の抱負まで聞くことができた。
 オラモは引っ張りだこの人気指揮者だが、話を聞いているととても人間的にすばらしく、この人だったらオーケストラのメンバーが一緒にいい音楽を作りたいと思うだろうなあと、感じ入った。
 ひとつおもしろかったのは、「運命」の話題になったとき、「私はこう振るんだよ」と、急に険しく厳しい表情を見せてタクトを振るまねをした。まるで食ってかかるようで、「キャーッ」と叫びそうになった。
「私は指揮者の後ろ姿しか見ていませんが、オーケストラのメンバーはこういう表情のマエストロを見ているんですね」というと、「そうそう、だからオーケストラの後方の客席の人はおもしろいと思うよ」とのこと。
 サントリーホールなどのP席には、指揮を勉強している学生や指揮者を間近に見たい人がすわるというが、なるほど、こういう表情が見られるのは、音楽のまた異なる面が見えておもしろいかも。
 9月のコンサートが楽しみになった。オラモは、自分が首席指揮者に就任してから、ロイヤル・ストックホルム・フィルの演奏は、大きく変貌したと自信のほどを見せた。おだやかな表情で語っているが、その胸の奥には強い誇りと大いなる自信を秘めているようだった。
 今日の写真は、インタビュー中の1枚。「日本茶、日本茶、これに限る」と、日本茶を頼み、おいしそうに飲んでいた。彼は東京も大好きだそうだ。

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posted by 伊熊よし子 at 23:43 | 情報・特急便

阪田知樹

 ピアニストの坂田知樹とは、会うたびに本来のインタビューの話から脱線し、いろんな方向に話題が飛んでいってしまう。
 昨日は久しぶりに会い、リスト国際ピアノ・コンクール優勝時の話や、現在のハノーファーでの勉強の様子、ヨーロッパでのコンサートのことなど、さまざまな話を聞いた。
 今回のインタビューは、9月28日にあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールで開催されるリサイタルに向けて、同ホールの情報誌「Salon」に掲載される予定である。
 プログラムはベートーヴェンとリストとスクリャービンが組まれ、いまもっとも力を入れているというベートーヴェン、リスト・コンクールの覇者ならではのリスト、そして昔から敬愛してやまないスクリャービンという重量級の構成だ。
 阪田知樹は、いつも雄弁に熱意を込めて話してくれるため、時間がたりないほどである。
 とりわけ、リスト・コンクールのときの話がおもしろかったため、それを存分に書きたいと思う。加えて、ベートーヴェンの作品への深い思いと、スクリャービンへの愛も綴りたい。
 なかなか大阪まで聴きにいくのは難しいが、京都の仕事部屋にいったときに足を伸ばせたらいいなと考えている。
 今日の写真は、インタビュー後のワンショット。話しているときは表情がとても豊かだが、彼はどうも写真が苦手らしく、写真を撮るとなると、途端に表情が堅くなる。
「もうちょっとリラックスして」といったら、こんな自然な笑顔が生まれた。いいよね、成功、成功(笑)。

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posted by 伊熊よし子 at 22:30 | 情報・特急便
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