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小林愛実

 先日、小林愛実にインタビューを行ったことを綴ったが、22日にはレコード会社のSさん、Mさんと私の3人で、小林愛実を囲んでお食事会を行った。
 赤坂の焼肉屋さんに4人が集まり、食べながら飲みながら、彼女の今後についてあれこれ話し合いをした。
 小林愛実とはデビュー以来のおつきあいになるが、仕事を離れてリラックスした雰囲気のなかで話すと、彼女の本音が出てくる。
 いまは日本とアメリカをひんぱんに往復し、勉強とコンサート、録音などを行っている多忙な身。カーティス音楽院では、同世代のピアニストや他の楽器の人たちと一緒に演奏したり、情報交換をしたり、お互いの演奏を聴き合っているそうだ。
 私は、愛実さんにはぜひヨーロッパに留学して、作品が生まれたところで研鑽を積むことを期待しているが、諸般の事情でまだそれは実現していない。
 今回のお食事会では、みんなが忌憚のない意見を出し合い、今後の彼女の方向性を話し合った。
 若きアーティストはいろんな悩みを抱え、方向を模索し、どの道に進んだらいいかを逡巡している人が多い。愛実さんも、これからじっくり考えると話していた。
 いろんなアーティストをデビュー当初から聴き続けていると、その人の人生の歩み、音楽家としての成長を見ることができ、興味深い。
 小林愛実も、ぜひいい方向に進んでほしいと願う。
 
posted by 伊熊よし子 at 22:47 | 親しき友との語らい

イタリアのアンチョビ

 アンチョビは、イタリア料理に欠かせない必須アイテムである。
 私は長年シチリア産のものを愛用しているが、最近になって新たなアンチョビを見つけてしまった。
 いつも通っている近所のオーガニックショップに、ときどきイタリア産のアンチョビがお目見えするようになったのである。
 これはかなり大きめのびんに入っていて、中身はお店の人も数えたことはないそうだが、70〜80尾ほど詰め込まれているのではないかというほど、ぎっしり詰まっている。
 このアンチョビが、実に自然でなめらかで、いい味わいなのだ。こういうのを使ってしまうと、もう他のアンチョビは使えなくなってしまうから困る。
 ときどきしか入荷しないので、とても貴重な逸品。いつもこのお店にいくと、「あのアンチョビ、入っていないかなあ」と探してしまう。
 キャベツとアンチョビのパスタは定番だが、今回はブロッコリーとアンチョビで作ってみた。
 まず、ブロッコリー1株をゆでて食べやすい大きさに切り、にんにく2片のみじん切り、鷹の爪少々とオリーブオイルで炒める。ここにアンチョビ5尾を入れ、溶けるまで炒める。最後に黒こしょうをパラリ。
 バスタをゆでて、ゆであがったらブロッコリーのアンチョビソースと混ぜれば出来上がり。
 今日の写真は、大好きなイタリアのアンチョビの瓶詰めと、ブロッコリーとのパスタ。このソースは、キャベツ、ブロッコリー、堅めのレタスとの相性抜群だ。どの野菜でもおいしくできる。今日は、清流で育ったクレソンをトッピングしてみた。春らしいでしょ。

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posted by 伊熊よし子 at 17:45 | 美味なるダイアリー

小林愛実

 若手ピアニストの小林愛実は、2010年にCDデビューを果たした。当時、14歳。このときからライナーノーツを書き、インタビューを行い、ずっと演奏を聴き続けている。
 そんな彼女は、2013年からフィラデルフィアのカーティス音楽院に留学。2015年にはショパン国際ピアノ・コンクールを受け、ファイナリストとなった。このときの模様はテレビで放映されたため、多くの人が彼女の演奏に触れることができた。
 しかし、優勝&入賞はできなかったため、その後しばらくはずいぶん落ち込んだようだ。
 だが、以前もブログに綴ったが、コンクール後一緒に食事をしたときに、「もう吹っ切れました」と明るく話すのを聞き、ホッと胸をなでおろしたものだ。
 昨日は、しばらくぶりに愛実さんにインタビュー。会うたびに大人っぽくなっていく彼女に驚きながら、コンクール後のこと、いま勉強していること、そして4月4日にリリースされる「ニュー・ステージ〜リスト&ショパンを弾く」(ワーナークラシックス、インターナショナル契約)について、さまざまなことを聞いた。
 このインタビューは、「CDジャーナル」に書く予定になっている。
 愛実さんは、ショパン・コンクール前からの悩み、コンクール時の様子、いまカーティス音楽院での仲間たちとの交流、共演、研鑽のこと、今後のコンサートの予定から夢まで、幅広く語ってくれた。
 実は、今回のライナーノーツも担当したため、音源はずっと前に耳にすることができた。そこには、成長した小林愛実が存在していた。
 プログラムの組み立て、各作品への取り組み方、録音時の様子など、とても興味深い話を聞くことができた。
 そのインタビューが終わり、昨日はトッパンホールに向かい、アレクサンドル・タローのリサイタルを聴いた。これは「異才たちのピアニズム2 ピアノ音楽の本質を伝える才知との邂逅」と題されたもので、クープランの「クラヴサン曲集より」、シャブリエの「10の絵画的小品より」、ドビュッシー(タロー編)の「牧神の午後への前奏曲」、ラヴェルの「鏡」というタローならではのこだわりの選曲。
 彼の演奏は、みずみずしい響きとクリアなタッチが特徴だが、オール・フランス作品でもそれは健在。とりわけ、クープランの「葦」が印象に残った。
 この曲は、私が以前チェンバロを弾いていた時代に愛奏していたもので、タローの凛としたピアノの響きで聴くと、また異なる味わいが心に染みた。

 今日の写真は、インタビュー後の小林愛実のワンショット。タイトスカートを履いていたからか、本当に大人っぽかった。もう8年のつきあいになる。こっちは年取るわけだ(笑)。

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posted by 伊熊よし子 at 18:06 | 情報・特急便
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