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フィギュアスケートで愛されるクラシックの名曲

 今日は、ピョンチャンオリンピックのフィギュアスケート男子ショートプログラムが行われ、羽生結弦が第1位、宇野昌磨が第3位となった。
 ふたりが演技に用いたのは、ショパンのバラード第1番(羽生)と、ヴィヴァルディの「四季」の「冬」(宇野)。ショパンのバラードはピアノ技法を存分に生かしたものとして、ショパンのピアノ音楽のひとつの頂点をなす作品。第1番は4曲のなかでもっとも長大で、傑作といわれている。
 ソナタ形式の変形で、ラルゴの序奏ののち印象的なテーマに入り、第1主題、第2主題と続き、テンポの速い劇的なコーダで終結を迎える。この導入部での物語の始まりを意図するような序奏は、バラード本来の意味、叙事詩にふさわしい。
 ショパンはそこから霊感を得てまったく新しい形式と内容をもつ音楽を作り出した。ポーランドの詩人アダム・ミツキェヴィチの「コンラード・ワーレンロッド」という詩から着想されたといわれている。
 ヴィヴァルディの「四季」は「赤毛の司祭」と呼ばれたヴィヴァルディの代表作。彼は楽器の特質を存分に生かした躍動感あふれる作品を数多く残している。
 ヴィヴァルディはヴェネツィアのピエタ女子養育院でオーケストラの指導を行い、彼女たちのために多くの作品を書いた。代表作「四季」は、イタリアの四季の移り変わり、自然のなかに生きる人々の姿を生き生きと音で描き出した傑作で、構成はソロ・ヴァイオリンと5部のオーケストラ、それに通奏低音が加わっている。
「冬」は、雪と氷に覆われた凍てつくような寒さを表現した曲だが、暖かい暖炉でくつろぐ屋内の様子も映し出される。
 明日のフリーの演技では、宇野昌磨がプッチーニの「トゥーランドット」を用いて演技を行う予定だ。
 これはトリノ・オリンピックで荒川静香が優勝したときに使用した曲。ぜひ、すばらしい演技を見せてほしいと願う。
 日本選手の活躍に期待したい。明日は、テレビにかじりつきかも…。
 
posted by 伊熊よし子 at 21:38 | 日々つづれ織り
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